【食からひもとく世界 vol.25】ほんとうの満腹感を得るには 2023/04/17 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 未来食を食べはじめたら「肥満も花粉症も頭痛も便秘も冷え性もどんどん消えていく!」「食べたその場から体がポカポカしてきて翌朝には便秘が治ってる!」という例をたくさん見てきました。未来食つぶつぶの即効性には常々私自身も「どうしてこれほど早く効くのか?」と思うほどです。 その疑問が最近解けました。未来食の食材と調理法には、「満腹栄養失調」を解決する力があるのです… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.24】肥満も病気も不調も心も原因は満腹栄養失調 2023/04/14 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 肥満の原因も、様々な不調の原因も、いつも何かを求めて止まない心の原因もその大元はただ一つ、「満腹栄養失調」です。つまり、体が求めている栄養成分を含まない食べ物でお腹を満たしているので、ほとんどの現代人が慢性栄養失調状態に陥っているということです。 だから、食べても食べても本当の満足感が得られなくて、いつも口寂しく、食べてすぐ何かが食べたくなる、頭はいつも食べ物のことでいっぱい、という状態で苦しんでいます… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.23】タンパク質は肉からしか摂取できない、は大間違い 2023/04/12 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 穀物をはじめとする植物性食品にはタンパク質が含まれていないといまだに思い込んでいる日本人がたくさんいますが、ピーナッツと牛肉のタンパク質含有量は同じだと著者は書いています。 また、穀類には8〜14%ものタンパク質が含まれていることは栄養成分を見れば明らか、主食として食べられることで必要量は満たされます… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.22】草食動物の牛に穀物や豆を強制的に食べさせるには、薬が必要 2023/04/10 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 1960年代の合衆国では、農業革命の結果、さばけない余剰穀物の処理に困っていました。 減反政策に巨費を投じても当時5000万トン以上の穀物が余っていました。 その浪費策として一番有効な方法が、牛の胃袋で消滅させる方法でした。… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.21】合衆国で過剰生産穀物の浪費策として始まった牛肉食の奨励 2023/04/05 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 1971年『DIET FOR SMALL PLANET-High Protein Meatless Cooking』がアメリカで出版され、ミリオンセラーになりました。 著者は飢餓と食料問題の世界的研究者のフランシス・ムア・ラッペという女性です。 1982年には『小さな惑星の緑の食卓』として日本でも出版されました。 著者は、肉中心のアメリカ型の食事にはタンパク質の浪費が… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.20】料理に関する日本語が表す意味を和語から読み解く 2023/03/30 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 切る/キル:「キ エネルギー」を「ル 分断する」 剥く/ムク:「ム 立体構造」の外側を覆っているものを「ク 取り去る」 煮る/ニル:エネルギーを「ニ 定着」させる 炊く/タク:火や香りが現象に出た食材を組み合わせてある状態にする、高度に作り上げる(匠)… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.19】現代版和食「未来食つぶつぶ」と日本語の原点「和語(ワのコトバ)」の融合 2023/03/28 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 庶民の日常生活の中で精錬されて伝えられてきた和食の伝統技を現代生活や現代の感覚に合うようにデザインした食のシステムが「未来食つぶつぶ」です。 そして、この世界の発生と循環の物理を伝えるために生まれた日本語の原点が「和語(ワのコトバ)」です… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.18】激辛食、糖質抜き、過度な減塩、果物食、ローフードは、生命のしくみに反している 2023/03/23 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 辛いという味覚は、五味に入っていません。冷たさと同じ痛覚としての刺激です。 同じ甘味でも砂糖や果糖の甘味はデンプンより強烈で、果糖が多い果物ほど冷やすと甘くなります。 辛い味や冷たい甘さや果物ばかり食べていると… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.17】5つの味覚を調理によってバランスよく整えることで健康を保つ 2023/03/16 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 「甘味」は体温と同じ温度の時に最高潮になり、低温に向かっても高温に向かっても弱まります。だからお母さんの体から出てくるおっぱいは最高に甘いのです。お櫃に移して粗熱の取れたごはんがおいしいのです。 「塩味」は冷たくなるほどきつく感じ、温めると柔らかく感じます。だから味噌汁は熱々がおいしいのです。 「酸味」は… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.16】味覚は生きのびるためのセンサー/体を守る5つ(3+2)の味覚 2023/03/09 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 体に必要な食べ物を求め、危険な食べ物を見分けるために舌には5つの味覚が搭載されています。 大地のおっぱいであるデンプンというエネルギー源を見分ける「甘み」、海のミネラル補給のための「塩味」、体を作る材料であるアミノ酸補給のための「旨味」が、必須の栄養を取るための3大味覚で、「酸味」は水素イオンの発生を知らせる腐敗のシグナル、「苦味」は毒素の警告という危険察知味覚です。 甘い味を求めるのは… 続きを読む