【連載】未来食講座 04
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこ公式ブログ「輝いて生きる 〜食と生き方のレシピ〜」の連載記事「未来食」を編集して掲載しています。
未来食創始者 大谷ゆみこ
食といのちのバランスシート
未来食には
体の生理的欲求に合う食べ物を
簡単に見分けることを可能にする
「食といのちのバランスシート」があります。
健康に関係する食べものの
2つの性質を図にしたものです。
縦軸は、
体を温めるか冷やすかのスケール、
横軸は
血液を酸性にするかアルカリ性にするかのスケールです。
伝統食サークルの素晴らしさ
食べものがバランスシートのどの位置にあるかが解れば、
毎日の食事のバランスを自分でとることができます。
なぜ、ごはんが主食の座に位置しているのかは
これで解りますよね。
ごはんは人間の体に必要な栄養のほとんどを含み、
2つの指針のどちらも中性です。
だから、元気になれるし
食べる量を気にしなくても体のバランスは崩れないのです。
また、暑い夏は水が飲みたくなったり、
水っぽい野菜が多く出回るのもうなづけますよね。
反対に
寒い日は温かい料理を多めにとれば、
寒さに負けない体調が作れます。
酸性の食べものを食べたら、
アルカリ性の食べもので中和することもできるようになります。
料理のバランスシートが解れば、
冷える食べものを温める食べものに変えることもできます。
食といのちのバランスシートで、
世界の伝統食をチェックしてみると、
美しい円の中に収まった健康的な食べ方をしていたことが
解りました。
アルカリ性の温かい血液を作る食生活です。
危険な現代の食生活
一方、現代食生活を当てはめてみたら、
こんなブーメラン型になりました。
体を極端に冷やすものと、
血液を酸性のどろどろにする食べもので成り立ち、
その両方の性質を持った体を破壊する物質が
たくさん混入していることが解ります。
肥満や糖尿病の原因と誤解される情報が蔓延して、
伝統の雑穀どころか白米のごはんすら
食べない風潮が広がっています。
この危険なブーメランの中で、
あれこれ制限しても効果はないのです。
伝統食をさらにブラッシュアップさせた
未来食ワールドへポーンとワープする必要があります。
そこには、まったく制限のない、
自由で、おいしい毎日が待っています。
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大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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