【食からひもとく世界 vol.5】一時間経っても熱々ふっくらのチャパティーの秘密 2023/01/24 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ みんなで手をつないで「おしくらまんじゅう押されて泣くな!」と、 歌いながら体全部を押しつけ合って遊ぶのです。 大きい子も小さい子もだんごになって夢中で遊びます。 自他のぬくもりや弾力を感じあい体はいつの間にかポカポカになっています。 チャパティーも同じだったのです… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.4】シルクロードの主食は無発酵の平焼きパン 2023/01/19 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 丸くて平たい無発酵のパンが主食の地域は結構広いです。中国の一部からエジプト、ギリシャまで、シルクロードのまわりに広がる全域で食べられてきました。インドではロティーとかチャパティーと呼ばれます。小麦粉や雑穀の粉などに塩と水を加えて耳たぶよりやわらかく練りあげて、丸く平らに伸ばして焼きます。片面がしっかり焼けたら直火の上にひっくり返すと、プーッと膨らんで噛みごたえのあるふっくらおいしいパンになります… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.3】おいしいこだまから生まれた未来食料理 2023/01/17 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 思わず、手が出て口に入れて「ああ、おいしい!」と感じた瞬間に、体全体においしい波が伝わっていき、 さらに、「おいしいね」、「おいしいね」、「おいしいね」、という声ともイメージともつかないエネルギーが私の背後空間にこだまして波紋のように広がっていき… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.2】無限空間に溶け込む料理の時間 2023/01/13 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ つぶつぶ食生活を始めてから、特に、山の中に移り住んで大自然に囲まれた外で料理していたら、料理中に自分自身が鍋の中の料理と一体になっているのを感じる時が何度もありました。 自分が無限空間に溶け込んでエネルギーと遊んでいるように感じる瞬間がどんどん増えて行きました。自分が大きく膨らんで自由に世界を楽しんでいる感覚です。… 続きを読む
【食からひもとく世界 vol.1】台所こそが、最高に生命創造のエネルギーに満ちた場 2023/01/11 【連載】食からひもとく世界, 未来食創始者大谷ゆみこ 日々、つぶつぶ料理を楽しむ感動のプロセスからの小さな気づきがいつしか、この世界の仕組みを知ることとつながっていました。 私の手で、生命エネルギーを思うように扱える楽しさ。その結果を予期する楽しさ。エネルギーに満ちた言葉に表せない「うまさ!」を口にした時の全身が小躍りするような満足感!その幸せを分かち合う歓び、伝えます。 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.21】ごはんは祖先の神様から贈られた魂を養う食べ物 2023/01/06 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ 世界中の先住民が自分たちが食べている主食穀物のことを、「祖先の神様から贈られた魂を養う食べ物」といいます。そして、それを毎日のごはんとしておなかいっぱい食べることで生き抜いてきました。日本人もつい最近まで、毎朝炊いたごはんを神棚に供えて感謝の祈りを捧げて暮らしていました… 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.20】イネの遺伝子数は3万2000個! 2022/12/27 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ 村上和雄博士によると、ヒトの遺伝子数は2万2000個なのに、イネの遺伝子は3万2000個で、1万個も多いそうです。 遺伝子はタンパク質合成の設計図ということなので… 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.19】米が日本中に行き渡ったのは昭和50年代から 2022/12/21 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ 日本人全員が日常的に米を食べられるようになったのは昭和50年代になってからです。 明治のはじめの統計では25万ヘクタールのアワが生産されていたという記録があります。 岩手県の山間部を訪れたときに、土地の方が、昭和40年代後半まで雑穀ばかり食べていたと話してくれました。 北海道の二風谷で故萱野茂さんのお話を聞いたとき… 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.18】お米の祖先は赤米 2022/12/16 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ 南方の作物である米が日本に伝わってきたのは3000年前頃の縄文時代、福建省からもたらされた赤米だという説があります。 ブータンやヒマラヤを旅した時のごはんは赤米でした。トレッキングの途中で、ござに広げた赤米を干していた茶店のおばあちゃんが炊いてくれた赤米ごはんは最高でした。 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.17】ごはんは最高の離乳食 2022/12/14 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ 赤ちゃんは生後六ヶ月までは脂肪の消化酵素が少ないので、脂肪を最初に与えると下痢を起こしやすくなります。また、タンパク質を与えるとアレルギーの原因になりやすいので、赤ちゃんの離乳食はごはんが最適なのです。 続きを読む