【ごはんを食べよう vol.21】ごはんは祖先の神様から贈られた魂を養う食べ物 2023/01/06 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ 世界中の先住民が自分たちが食べている主食穀物のことを、「祖先の神様から贈られた魂を養う食べ物」といいます。そして、それを毎日のごはんとしておなかいっぱい食べることで生き抜いてきました。日本人もつい最近まで、毎朝炊いたごはんを神棚に供えて感謝の祈りを捧げて暮らしていました… 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.20】イネの遺伝子数は3万2000個! 2022/12/27 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ 村上和雄博士によると、ヒトの遺伝子数は2万2000個なのに、イネの遺伝子は3万2000個で、1万個も多いそうです。 遺伝子はタンパク質合成の設計図ということなので… 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.19】米が日本中に行き渡ったのは昭和50年代から 2022/12/21 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ 日本人全員が日常的に米を食べられるようになったのは昭和50年代になってからです。 明治のはじめの統計では25万ヘクタールのアワが生産されていたという記録があります。 岩手県の山間部を訪れたときに、土地の方が、昭和40年代後半まで雑穀ばかり食べていたと話してくれました。 北海道の二風谷で故萱野茂さんのお話を聞いたとき… 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.18】お米の祖先は赤米 2022/12/16 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ 南方の作物である米が日本に伝わってきたのは3000年前頃の縄文時代、福建省からもたらされた赤米だという説があります。 ブータンやヒマラヤを旅した時のごはんは赤米でした。トレッキングの途中で、ござに広げた赤米を干していた茶店のおばあちゃんが炊いてくれた赤米ごはんは最高でした。 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.17】ごはんは最高の離乳食 2022/12/14 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ 赤ちゃんは生後六ヶ月までは脂肪の消化酵素が少ないので、脂肪を最初に与えると下痢を起こしやすくなります。また、タンパク質を与えるとアレルギーの原因になりやすいので、赤ちゃんの離乳食はごはんが最適なのです。 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.16】ごはんは究極のダイエット食 2022/12/09 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ ごはんに含まれる糖質は、 レジスタントスターチ と呼ばれる 非常に消化されにくいデンプンです。 ごはんがお腹の中に入ると、 水分を含んで膨れるので、 消化酵素の作用を受けにくくなり、 過剰な糖の吸収を調節してくれます。 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.15】お米は貨幣だった 2022/12/07 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ 貨幣経済以前の貴族や武士の主収入は、 民から納られる米などの農産物でした。 加賀百万石は、 百万人を養う米がとれる肥沃(ひよく)な国という意味です。 一石は二俵半、150kgの米のこと。 江戸時代には… 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.14】ごはんには危険なカビが生えない 2022/12/01 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ ごはんや餅に生えるカビは、 ちょっと削ってカビ臭い匂いがしても 食べられます。 そして、 決して中毒することはありません。 マクロビオティック創始者の故桜沢如一氏は… 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.13】ごはんの至福ホルモンと肉の闘争ホルモン 2022/11/24 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ ごはんと味噌汁には適量のリンが含まれています。天然のリンは、骨の形成などに欠かせないミネラルで、穀物のうま味の大きな要素になっています。リンにはエンドルフィンという至福感覚をもたらす脳内麻薬物質を適度に発生させる効果があります。 続きを読む
【ごはんを食べよう vol.12】栽培の過程の穀物の素晴らしい働き 2022/11/16 【連載】ごはんを食べよう, 未来食創始者大谷ゆみこ 村上和雄博士の著書『スイッチ・オンの生き方』からの引用です。 「稲は苗植期から収穫の秋までの半年間、人間や動・植物から吐き出された炭素ガスを吸収し、酸素を放出する。水田から放出される酸素の量は年に200億立方メートル。(6兆円相当の炭素ボンベ)」 続きを読む