【食の常識を切る vol.1】意外!? 食物繊維No.1はコレだ
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこ公式ブログ「輝いて生きる 〜食と生き方のレシピ〜」の連載記事「食の常識を切る」を編集して掲載しています。連載一覧はこちら
未来食創始者 大谷ゆみこ
意外!? 食物繊維No.1はコレだ !
知っていましたか?
ごはんのネバネバは食物繊維だってこと。
食物繊維が豊富な食べ物というと、
セロリのような筋張った野菜を
思い浮かべるかもしれませんが、
一番高繊維なのは穀物なのです。
植物の細胞ひとつひとつには、
水に溶けない食物繊維と
水に溶けない食物繊維が含まれています。
ですから、水分が多い野菜よりも、
細胞がギュッと詰まった穀物に
食物繊維が多く含まれるのです。
白米であっても、高繊維食品です。
水に溶けにくい食物繊維は、
便秘を防ぎ、
ビフィズス菌などの善玉菌を増やし、
悪玉コレステロールや毒素、
老廃物を吸着して排出、
糖尿病や心筋梗塞を予防、
血糖値を安定させ、
肥満を予防するという、
驚くほどさまざまな働きをしてくれます。
また、どろどろネバネバの水溶性食物繊維は、
有害成分などを包み込み、
重金属や放射性物質なども吸着して排出します。
食物の消化吸収をコントロールしてくれるのも、
この食物繊維のおかげです。
ですから、ごはんを食べると、
2種類の食物繊維効果で、
腸内微生物を増やし、腸の働きを整え、
栄養の吸収をコントロールして、
不要な塩分、糖分、
脂肪分を吸着して排出してくれます。
糖質として今や目の敵にされているごはんが、
実は私たちの体の栄養の吸収・排泄を
コントロールしてくれるキーフードなのです。
ごはんの糖質は豊富な食物繊維の効果で、
体のしくみにあったスローペースで消化吸収され、
砂糖と異なり、
食べてもすぐに血糖値は上がらりません。
また、ごはんの糖質は
優先的にエネルギー源として使われることがわかっています。
さらに、雑穀は白米よりも食物繊維量も
微量栄養素も多く含むので、
雑穀を日々の食生活に取り入れれば、
食物繊維不足に悩む必要もありません。
さあ、雑穀を使ったごはん、
スープ、おかずなど好きなレシピから初めてみてください。
大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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