雑穀つぶつぶ食で体を変える 24 〜おいしいから健康〜
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこの著書『雑穀つぶつぶ食で体を変えるーおいしいから健康ー』(講談社+α新書)よりお届けします。
未来食創始者 大谷ゆみこ
第2章
雑穀はおいしい
ごはんを漢字で書くと
「御飯」です。
御飯という言葉も実は、
米とともに渡ってきた
新しい言葉、
中国からきた飯(ハン)に
接頭語をつけた
貴族用語です。
御飯の
日本本来の言葉は
「メシ」
なのです。
「メシ」の意味は、
古代語で 「身につける」
です。
着物を「召す」とか
「召し上がる」
という言葉として
今でも残っています。
日本人は
本当に長いあいだ、
穀物の実る姿を
イネ(いのちの根源)
と呼び、
実った粒を
アワ(生命力、母なる女性)と呼び、
そして
炊ける状態になった粒を
コメ(個々になったいのちの芽)と呼び、
それを炊いたものを
メシ(身につけるもの)と呼んで、
雑穀を主食とした
健康な食文化を
育んで生きてきたのです。
雑穀にこめられてきた歴史が
はっきりわかったとき、
喜びとともに、
私も穀物の実る姿を
いのちの根源と感じ、
穀物の粒に秘められた
母なる生命力を
大切に身に取り入れて
生きる感性を取り戻したい、
という気持ちがあふれて
涙がとまりませんでした。
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大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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