一生結婚はしない!と思っていた私が・・・<私が私になる大冒険その5>
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこの著書『私が私になる大冒険_真の健康食を求めて地球を周り、日本の雑穀米に到達!』よりお届けします。
未来食創始者 大谷ゆみこ
こんにちは、ゆみこです。
キラキラとここにいる私
「一度きりの限りある人生なら、何も恐れずに
私が私として生きる道を探して、思いっきり生きよう!」
自分の頭と心を白紙にするために旅に出ようと思い、
アテネ着デンマーク発2ヶ月有効のディスカウントチケットを
手に入れました。
ギリシャに着いたら、なんだか居心地が良くて、
それから1ヶ月もアテネの街をふらついたり
エーゲ海の島々を連絡船でまわったりして過ごしました。
異邦人である私は何の責任もなく、
人の目を気にすることもなく、
ただただ、ここにいることを楽しみました。
風のように毎日キラキラと
ただ、そこにいることを楽しんでいました。
誰の目も気にしない、初めての気分でした。
そして、パルテノン神殿を観光気分で
訪れたのです。
風に舞う日々
タンクトップに短パンをはき
サングラスをしたカーリーヘアの私は、
すでに真っ黒に日焼けして、
風に舞うようにアクロポリスを歩きまわっていました。
小さい時から日本的なものに惹かれる感性が強かった私は、
ギリシャの歴史も神殿も遠い異国の、
自分には関係のないものと感じていました。
ただ、有名な観光地を訪れただけ。
「あの時に、すべてが始まっていたなんて・・・。」
そういえば思い当たることはたくさんある。
意識の変容
それまでの私は、
子供は自分の意志で作るものと思っていました。
納得のいかない男女の人間関係や、
どう考えても
破壊への道を進んでいるように見える経済社会の中で
「一生結婚しない、自立して自由に生きよう。」
「どう生きたらいいかも見えないこんな状態で
子供なんか産めない。」
と思っていたのです。
その私が、島々をまわり、
エーゲ海の水と戯れているうちに
「子供は生まれてくるものだ。」とひらめき、
「生みたい!」と思うようになっていました。
パートナーの郷田と出会ったのも
エーゲ海のサントリーニ島でした。
サントリーニ島はテラ(地球の宇宙名)とも呼ばれ、
海底に沈んだアトランティスの名残とも言われる島です。

アテナに呼ばれて
雑穀と出会ったのはその3年後です。
25年ぶりにアクロポリスに立った私は、
すべてを思い出しました。
私が、穀物の復権を願う地球の声をキャッチしたのは
ここアクロポリスの丘で、
女神アテナを通してだったことを
ハッキリ思い出しました。
スリランカからピースボートに講師として乗って
ピレウス港に着いた私は、
2日という短い上陸時間を一番近い島、
サラミス島に渡ってのんびり過ごすつもりでした。
それが、なぜか
アクロポリス観光をする流れになっていました。
ああ、アテナが呼んでいたんだ。
あれからもう25年の歳月が流れていたんだ。
アテナを通して新しいメッセージと新しいエネルギーを受け取る。
ああ、そのために私は今年ピースボートに乗ったのか。
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大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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