雑穀つぶつぶ食で体を変える 13 〜おいしいから健康〜
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこの著書『雑穀つぶつぶ食で体を変えるーおいしいから健康ー』(講談社+α新書)よりお届けします。
未来食創始者 大谷ゆみこ
第1章
グルメOLからナチュラリストへ
衝撃のおいしさに出合って
19年前のことです。
東京のある自然食レストランで、
はじめて玄米のごはんを食べました。
「おいしい!
これって味つけごはんかなあ?
でも、もっとなつかしい味がする、
なんか体じゅうが喜んでいるみたい……」
生まれてはじめての味!
体の芯から
元気がわいてくるようなおいしさに、
私は、
心の底から衝撃を受けました。
外国にまで行って
おいしいものを食べ歩き、
グルメを自認していた私にとって、
自分が知らない食べ物が
こんなに身近にあったなんて、
正直なところ、
大ショック。
と同時に、
悔しくもありました。
自然食レストランの店員は
こう言ったのです。
「これが本当のごはんですよ。」
私が
現在の暮らしに転換する
大きなきっかけになった
できごとでした。
驚いて自然食関係の本を
読みすすむと、
「人間は年に一俵(60キログラム)の玄米と
自然の塩があれば健やかに生きていける」
という
さらに衝撃的な文章に出合いました。
「えーっ、だとしたら、
これまで栄養学で教わったことって何だったの」
と頭の中はぐちゃぐちゃ。
一方で
「これが本当なら、お金に縛られずに
自由に好きなことをして暮らすのも夢じゃないかも」
「無理とあきらめていた自給自足も簡単にできる」
と新しい勇気が
むくむくとわいてきたのを
今でもはっきりとおぼえています。
高度成長の波に乗って
急激に西洋化、近代化していく暮らしへの
あこがれの反面、
心の奥底では、
これはなんかヘンだと
感じ続けていました。
「とにかくやってみよう」と、
玄米ごはんが主食で、
野菜のおかずが少しに、
漬物とミソ汁という食事にきりかえました。
同時に、
日本の食生活全集を
北から南まで次々と
読みくらべる日々がはじまりました。
そして
「日本で人のいのちを支えてきた主食は、
米だけではなかった!」
という、
さらに驚くべき事実に
直面したのです。
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大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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