雑穀つぶつぶ食で体を変える 14 〜おいしいから健康〜
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこの著書『雑穀つぶつぶ食で体を変えるーおいしいから健康ー』(講談社+α新書)よりお届けします。
未来食創始者 大谷ゆみこ
第1章
グルメOLからナチュラリストへ
なんと、
ほんの数十年前まで
人々の日々のごはんは、
ヒエ、アワ、キビなどの雑穀であったこと。
これらの雑穀が食生活において、
重要かつ大きな位置を占めていたことを知って、
本当にびっくりしました。
さっそく、自然食の店に行くと、
そこには玄米だけでなく、
それまで、
見たことも聞いたこともなかった
雑穀が売られていました。
はじめてみる雑穀たち——
料理法はもちろん、
その味も風味もわかりません。
雑穀というのは、
お米を食べられない貧しい人たちが、
がまんして食べた
「ぼそぼそかたくてまずい昔の食べ物」
というイメージだけが
先入観としてありました。
おそるおそる
雑穀を食べはじめてみると、
そのおいしさに
ぐんぐんとのめり込んでいきました。
食べれば食べるほど、
野生の生命力に満ちた味わいに
引きつけられていったのです。
そして、
ごはんの仲間が
こんなにたくさんあるなら、
ごはんが主食の食卓は
何倍も楽しくなりそうと、
期待も大きくふくらみました。
同時に大きな疑問がわいてきました。
「どうしてこんなにおいしくて、
生命力に満ちた食べ物が
食卓から消えてしまったのだろう」
おいしさを知れば知るほど、
不思議でしかたがありませんでした。
雑穀が消えた歴史をたどれば、
子どものころから
おかしいと思い続けてきたことの
すべての謎が解けるかもしれない
と思ったとたんに、
目の前がぱーっと明るくなりました。
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大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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