【ごはんを食べよう vol.8】いのちの銀行は米倉と味噌蔵
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこ公式ブログ「輝いて生きる 〜食と生き方のレシピ〜」の連載記事「ごはんを食べよう」を編集して掲載しています。連載一覧はこちら
未来食創始者 大谷ゆみこ
日本人のいのちを支えてきたのは
米と味噌です。
蔵こそがいのちを預ける銀行でした。
それも価値の変動しない銀行です。
わたしが山形県の雪深い里に引っ越したときに、
地域の農家のお年寄りが、
「米と味噌さえあれば何とでも生きていける」
と常々親からいわれていたと話してくれました。
米倉は籾米の貯蔵庫であると同時に、
作物全般の種の貯蔵庫の役割を果たしていました。
籾米も翌年の食料を生み出す大切な種です。
味噌蔵は、
味噌を寝かせたり漬物を貯蔵したり、
塩と微生物の貯蔵庫の役を果たしていました。
大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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