シコクビエの栽培方法③ 脱穀・調整
今回はシコクビエの脱穀と調整についてご紹介します。シコクビエの栽培方法について、その他の記事はこちら(↓)をご参照ください。
シコクビエの栽培方法① 畑の準備 〜種まき・草取り・間引き・土寄せ〜 »
シコクビエの栽培方法② 〜出穂と開花、鳥害・害虫・病気の対策、収穫と乾燥〜 »
シコクビエについて詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
シコクビエ(ラギ)とは? シコクビエの歴史、適した料理などご紹介 »
シコクビエの脱穀・調整
シコクビエは、手袋をして、手でもんで粒を落とすか、板に荒縄を巻いた道具を用いて脱穀します。(詳しくは、たかきび(タカキビ)の脱穀・調整の記事をご参照ください。)
量が多い場合は、ハーベスターや足踏み脱穀機などの機械を用います。
脱穀が済んだら、まずふるいにかけて、大きなゴミと実を分けます。その後、少ない量なら手箕(てみ)またはチリトリで、量が多ければ唐箕(とうみ)で選別します。
シコクビエは、調整の手間がかからないのが大きな魅力でもあります。ゴミを取り除いたら、あとは製粉機で粉にするだけ。すぐに使えます。製粉は、使う時に必要な量だけ挽くのが理想的です。
このようにして、シコクビエを食べられる状態にすることができます。
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雑穀の育て方について、詳しくは、下記の書籍またはDVDを参考にしてください。
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