だから、子供は夢中で手伝う
4歳の娘は突然浮き輪を
欲しがった。
以前どこかで、
浮き輪を付けて優雅に泳ぐ子供達の
光景を目にしたのだろう。
きっと、
「自分も同じようにできるはずだ」
と感じ、
やってみたくなったに違いない。
しかし、
いざ、浮き輪に足を入れ、
海へ歩き出すと、
波が押し寄せてくる。
彼女のイメージしていた
快適さはそこにはなく、
波との戦いが始まった。
現実とのギャップに半べそを
かきながら、失望の念が生まれる。
しかし、
「この状況をどう乗り越えるのか?」
といった真剣な眼差しも
そこにはあった。
(続きは巻末に)
゜+.——゜+.——゜+.——゜+.
こんにちは。
つぶつぶ総店長
池田義彦です。
先日、南伊豆に行ってきました。
その時に娘を観察したことを
冒頭にまとめました。
今日のテーマは
つぶつぶキッズクッキングの
方針についてです。
それとどんな関係があるのか?
お届けします。
私は、
つぶつぶグランマゆみことに出会い、
子育てに対する希望が
見えてくるようになりました。
その1つとして、
「子供は料理を手伝うもの」
このテーマに対しては、
おかげさまで、
毎日うまく実践できています。
私なりにまとめた、
子供たちが料理を続けるための
方針を3つにまとめてみました。
1.料理のジャンルはつぶつぶ
2.あれこれ教えるよりもじっくり観察する
3.わくわく楽しく料理をする
1.と3.に関しては、前回のメルマガ
でお伝えしました。
詳細は ↓↓↓
https://tubutubu-officialblog.net/2015/07/29/2548
今日は2.の
『あれこれ教えるよりもじっくり観察する』
についてです。
ここで、
冒頭のお話に戻りますが、
以前の私だったら、
きっと、
もし、娘が波と戦っていたら、
その乗り越え方を
いとも簡単に教えたでしょう。
または、
波が少ない場所を
教えたかもしれません。
なぜなら、
子育てとは
「知らないことを教えること』
だと思い込んでいたからです。
いわゆるインプット型です。
どんどん知識を詰め込ませる。
そうすれば
賢くなるに違いない。
早期教育が必要!
そういう考えでいました。
だから、
私もどんどん知識を吸収して、
教えなくてはいけない。
といった事ばかり考えていました。
でも、
ある時、
つぶつぶグランマゆみこ
は言っていました。
教育は
『観察することだよ』
って
最初はハッキリ言って
チンプンカンプンです。
どういうこと?
吸収するものを親が
提示しないで、
子供はいったいどうやって、
成長していくのか?
疑問符がたくさん生まれました。
しかし、
私なりに実践をしてみたのです。
そうしたら、
びっくりしたことが起きたのです。
『野菜を切りたい!』
と言いだしたり、
『雑穀を炊きたい!』
と言ってくるのです。
もちろん、最初
形はいびつでしたが、
それでも、
それなりに切ってくれるのです。
雑穀の炊き具合も
なかなかのものです。
子供たちを観察していて
気づきました。
彼女たちは本当に親のことを
よく観察している。
だから、
予習はある程度できている。
やり始めたら、
すぐ覚えてしまう。
もし、
ああだ、こうだと
テクニックを教えたとしたら、
やる気はすぐに萎えて
しまっていたでしょう。
観察して、興味を持つ
やってみたくてどうしようもなくなる。
いざやってみる!
それなりにできるた。
そして、
達成感を感じる
そんな風に物事を進める
ことができたとしたら、
毎日の食事作りも楽しくなるはずです。
なによりも、
ああだこうだ、
気を配りながら指示をし続けるより、
観察している方が、
私自身も楽しいです。
そんなことに
気づけたことに
心のそこから感謝しています。
゜+.——゜+.——゜+.——゜+.
(以下 冒頭の続き)
そんな彼女を
ただ、ただ
見守っていた
5分くらいだと思う
つぶらな瞳で、
波をよく眺めているのだ、
そして、
とうとう
彼女は見つけた。
防波堤のそばに波が
ほとんどないことを
そこで彼女は
ぷかぷか浮かび、
足をバタバタさせながら、
泳ぎを楽しみだした。
多分、
海に浮かぶ経験は
初めての事だろう
『おとーさーん』
寡黙に泳ぐことの挑戦を
続けた彼女は達成感に満ち溢れ、
喜びいっぱいの声で私を呼んだ
『見て!泳げるよ』
私は胸がいっぱいになった。
彼女の喜びの声が
美しいビーチの波の音とハモって
心の琴線に触れたのだ
つぶつぶグランマゆみこ
との出会いに感謝
最後まで読んでくれて
ありがとうございます。
次回は
”妻の料理を食べない男”
についてです。
つぶつぶ総店長
池田 義彦
PS
つぶつぶグランマゆみこが
生み出した原点のセミナーはこちら
↓ ↓ ↓
https://www.tubutubu-seminar.jp
PPS
今日のおまけコーナー!
◆◇◆ 総店長池田が考える
男のキッチン美学 vol.25 ◆◇◆
『見本の日』を作ろう
今まで生きて来たなかで
今日ほど密度の濃い
一日はなかった。
この日を私の人生の
「見本の一日」にしよう!
もし、そんな日ができたら、
お祝いをしてもいいですね。
そして、
しばらくして、
その「見本の日」を越える
チャレンジをするのです。
進化を続ける
「見本の日』
により、力が付きます。
想像力、忍耐力も培われます。
一日の密度がどんどん高まります。
周りの人も幸せです。
いいことたくさん
これぞ男のキッチン美学