雑穀つぶつぶ食で体を変える 23 〜おいしいから健康〜
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこの著書『雑穀つぶつぶ食で体を変えるーおいしいから健康ー』(講談社+α新書)よりお届けします。

未来食創始者 大谷ゆみこ
第2章
雑穀はおいしい
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私たちは、
穀物の実る姿を
イネ=「いのちの根源」
と呼び、
穀物の粒を
アワ=「生命力、意欲、調和」
と呼んで、
大切に調理して
体に取り入れて
暮らしていた
古代人の子孫だったのです。
稲という漢字を教わって、
ただの理科の用語みたいに思っていた
イネという言葉が、
「命の根源」
という意味だったなんて……。
さらに、
『雑穀博物誌』(草川俊著・日本経済評論社刊)
という本には、
古くは
穀物が籾にはいった状態のものは、
アワも、
キビも、
ヒエも、
モロコシも、
そして米も、
すべて「アワ」と呼ばれ、
籾を取って炊けるようになった
穀物は総称して、
「コメ」
と呼ばれていた
と書かれていました。
イネ=田畑に実った穀物の姿をあらわす
アワ=脱穀した籾つきの穀物のこと
コメ=籾殻を取った穀物
モミ=穀物の殻
ワラ=脱穀したあとの穀物の茎
メシ=炊いた穀物
実際に
今でも中国では、
アワのことを小米、
トウモロコシを玉米といいます。
きっと、
イネという言葉も本来、
すべての穀物の実った姿を
あらわしていたのでしょう。
私たちが
「コメ」
のことだとばかり思っていた
「イネ」も
「ワラ」も
「メシ」も、
雑穀を含めて
すべての穀物をさす
言葉だったのです。
そのことを
はっきり感じることができた瞬間に、
すべてがつながって、
なんともいえない
爽快感に包まれ、
勇気が
わいてきました。
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大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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