【連載】未来食講座 09
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこ公式ブログ「輝いて生きる 〜食と生き方のレシピ〜」の連載記事「未来食」を編集して掲載しています。
未来食創始者 大谷ゆみこ
速効性のある2つの方法
健康な体の条件の一つに、温かい体があります。
体の様々な働きは、体が適温のときに
スムーズに働くようにできています。
冷えると、体の働き全般が滞ってしまいます。
体を温めるには、2つの方法があります。
1. 筋肉を使う
2. 塩と油の利いた汁物を食べる
一つは、体の筋肉を使って、
細胞の発電システムを上げること。
もう一つの方法が、
体の発電システムに必要な成分を
適正に含んだ食べ物を食べることです。
手軽に筋肉を使う2つの方法
一番簡単なのは、
キビキビと体を動かして暮らし、
毎日1時間は姿勢よくキビキビと歩くことです。
そして次に紹介するのが、
つぶつぶラジオのゲストの奥谷まゆみさんから教わった、
座っていながら筋肉を使う方法です。
1) 椅子に座っている時に、踵をしっかり床につけて押す。
2)お尻をさわってみてゴリゴリ突き出ている座骨を立てる。
3)その座骨の上に頭を載せるとイメージして
上半身を縦、お腹を1センチ引っ込める。
早速やってみました。
姿勢も美しくなるし疲れない、
その上インナーマッスルが座っていて鍛えられるのにビックリ。
特別な運動をしなくても温かい体が作れるなんて、最高ですね。
社会の常識として広まるといいなと思います。
塩と油の利いた汁物を食べる
体を温める食べものといえば、
「塩」と「油」です。
塩味の効いた油はとってもおいしいですよね。
体はしょっぱい油をとると温かい体になり、
働きが整うように出来ています。
特に、熱した油に温める効果があります。
だから、冬は
味の濃いこってりしたものが食べたくなります。
つぶつぶ料理は、そのしくみに基づいて生まれた料理なので、
食事中から体の芯がポカポカしてきて、
食べ終わると爪の先まで温かくなります。
そこで一つ落とし穴があります。
日本の冬は寒くて乾燥しているので、
水分をちゃんと補給しないと
体が脱水状態になってうまく働きません。
でも体は、寒いので冷える水を飲みたくないのです。
そこで、味の濃い温かいスープや鍋物という形で、
体を冷やすことなく適正な水分を補給しながら、
塩と油を補給することで
温かく健康な冬を過ごすことができます。
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大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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