【連載】未来食講座 10
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこ公式ブログ「輝いて生きる 〜食と生き方のレシピ〜」の連載記事「未来食」を編集して掲載しています。
未来食創始者 大谷ゆみこ
みずみずしい体は塩と油が作る
自然食や美容の世界は
今や「減塩」と「断油」が健康法の要という情報が
定着してしまいました。
医者も栄養士も食指導者も、みんながこぞって
「健康のために塩の摂取を減らすように、脂肪の摂取を控えるように」
と指導します。
ところが、これこそが美容と健康の大敵なのです。
塩と油が不足すると、体はどんどんしなびて
シワだらけになってしまいます。
なぜなら、健康な体、若々しい体、は
「みずみずしい」必要があるからです。
そして、そのみずみずしさは、
塩と油の協力による「保湿」とスムーズな「新陳代謝」によって
保たれているのです。
塩が足りないとどうなる?
細胞と体の水分調節は、
塩分と水分のバランスによって行われています。
人間の体は、体の成分バランスや体温などを、
常に健康を維持するための許容範囲に保つ自動調節機構を備えているので、
「減塩」によって塩分が生理的バランスを崩すほど不足すると、
水分を減らして濃度を上げようとします。
だから、減塩が続くとオシッコの回数が頻繁になって、
シワシワになっていくのです。
喉が渇いて水分をとっても、水分を留められないので、
トイレ回数が増えるだけです。
また、体の調節の要はミネラルなので、
塩分不足が続くと体の各器官の働きも滞り気味になり、
新陳代謝が鈍くなって、皮膚の代謝も悪くなり、白髪も増えます。
さらに、物忘れが進み、呆けやすいのです。
とはいえ、みなさんが塩と信じている市販の精製塩は
塩化ナトリウム純度が高く、ミネラルがほとんど無いので
役に立たないどころか有害です。
油が足りないとどうなる?
美容家なら誰でも知っていますが、
若々しい肌を保つための条件は
肌細胞の保湿と保油です。
細胞に含む水分の調節は、
塩分と油分によって行われているので、
減塩、油抜きの食事ではハリとツヤのある肌は生まれません。
圧搾絞りの菜種油のように、
加熱できて必須脂肪酸をバランスよく含む植物油を、
塩味を整えて食べることで、
丈夫で質の良い細胞膜が作られ、
細胞の中と外の栄養素のやり取りをスムーズにして新陳代謝を促進し、
油分を適度に確保してくれるのです。
未来食つぶつぶをはじめると、
みんなツヤツヤのスッピン肌になることで、証明済みです。
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大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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