雑穀つぶつぶ食で体を変える 32 〜おいしいから健康〜
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこの著書『雑穀つぶつぶ食で体を変えるーおいしいから健康ー』(講談社+α新書)よりお届けします。

未来食創始者 大谷ゆみこ
第2章
雑穀はおいしい
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雑穀は
茎は少ないのですが、
一つの穂に房がたくさんつき
重たいくらい、
びっしりの粒を実らせます。
細かすぎて数えたことはありませんが、
米よりはるかに多くの粒を
つけているようです。
雑穀の生産性には、
目を見張ります。
また、
長期間保存できることも
魅力の一つ。
雑穀は精製せずに
乾燥した状態なら何年でも保存でき、
鍋と水と火があれば、
いつでもふっくら
おいしいごはんが炊けます。
炊けば3倍にふくらみます。
1500年前の遺跡から出てきた
アワをまいたら、
しっかりと実り、
現代にいのちをつないだという
驚異的な事実も耳にしました。
雑穀のパワーは、
水に浸したときの吸収力でわかります。
驚異的なほど、
あっという間に水を吸収するさまを見ていると、
「今、長い眠りからさめたんだ」と、
そのいのちの力に感激します。
雑穀は生命創造のシステムを凝縮した
「いのちのタイムカプセル」なのです。
片手に一杯の雑穀をまいて
1年分を収穫し、
収穫した中からまた
一握りを残してまくことを繰り返せば、
つぶつぶ穀物は
永遠に私たちのいのちを養ってくれるのです。
その他の記事はこちらから
【連載】雑穀つぶつぶ食で体を変える »

大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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