旬のもの以外を食べない自由
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこの著書『私が私になる大冒険_真の健康食を求めて地球を周り、日本の雑穀米に到達!』よりお届けします。
未来食創始者 大谷ゆみこ
こんにちは、ゆみこです。
理屈抜きに畑をやって
料理して食べていたら、
「本当においしい」ってことに気がついたのです。
畑でとれる大根ひとつ、
れんこんひとつ、
そして雑穀を炊いて食べた時に、
それまでにの「おいしい」という概念が、
もう全部、ガラガラガラーっと
一度に崩れてしまいました。
例えば元気な大根にさっと包丁を入れると、
大根が勝手に切れていきます。
パーっと切れていく
その生きているような姿を見て、
食べ物って本当にすごいなあと思いました。
また同じ大根でも、
冬の大根と夏の大根のおいしさは、
全然別物の。
でも、それぞれが本当いおいしい。
こんなに奥行きがあって、
こんなにシンプルで、
こんなに楽しいことが食の世界だったんだ、
と知った時、
私は料理が大好きになりました。
ある時、
秋の終わりにきゅうりとお別れしたら、
翌年音質なしできゅうりが実るまで絶対に食べない、
と決めてみました。
そひたら、さよならって言う時の
なんともいえない寂しさ・・・・。
季節の最初に出るきゅうりは、
蔓で上がって実るものばかり。
それがいつのまにかみんな、
地面を這うように実るきゅうりだけになり、
10月くらいまで獲れます。
そしていよいよ着せるの終わりには、
曲がった形のきゅうりになっていくのです。
それを見て、
「ああ今年のきゅうりも終わりだなあ」
なんて言います。
でも季節もちょうど寒くなって、
私の体もあまりきゅうりを必要となくなっています。
それからぐるーっと季節が回って
初夏にきゅうりが出てきます。
それを初もぎしてガブッと食べた時の、
感動的な、細胞に染みわたるおいしさは最高!
「わ〜、おかえり!」みたいな、
食べないでいる自由、
旬のモノ以外は食べないでいる自由っていうものを
すごく感じました。
その他の記事はこちらから
【連載】私が私になる大冒険 »
大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
プロフィール詳細はこちら »
\日本人として凛と生きる/
未来食創始者大谷ゆみこのYouTubeチャンネルで無料動画配信中♪
YouTube「大谷ゆみこー輝いて生きる! !」
大谷ゆみこ公式ブログ「輝いて生きる 〜食と生き方のレシピ〜」
大谷ゆみこFacebook
*「セミナー受講しました」とメッセージを添えて友達リクエストしてください。