【食からひもとく世界 vol.19】現代版和食「未来食つぶつぶ」と日本語の原点「和語(ワのコトバ)」の融合
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこ公式ブログ「輝いて生きる 〜食と生き方のレシピ〜」の連載記事「食からひもとく世界」を編集して掲載しています。連載一覧はこちら
未来食創始者 大谷ゆみこ
日々、つぶつぶ料理を楽しむ感動のプロセスからの小さな気づきがいつしか、この世界の仕組みを知ることとつながっていました。
私の手で、生命エネルギーを思うように扱える楽しさ。その結果を予期する楽しさ。エネルギーに満ちた言葉に表せない「うまさ!」を口にした時の全身が小躍りするような満足感!その幸せを分かち合う歓び、伝えます。
庶民の日常生活の中で精錬されて伝えられてきた和食の伝統技を現代生活や現代の感覚に合うようにデザインした食のシステムが「未来食つぶつぶ」です。
そして、この世界の発生と循環の物理を伝えるために生まれた日本語の原点が「和語(ワのコトバ)」です。
私が「未来食つぶつぶ」の探究をはじめたのが1982年、「和語」を学びはじめたのは1996年です。料理を通して感じたそれまでに経験したことのない体感認識が、和語を学ぶ中で「ああ、これを私は感じていたのか」と見えていくプロセスに魅せられて和語の探究も新たなライフワークになりました。
和事の融合によって、未来食つぶつぶは、より確信に満ちたものに育ってきました。
料理に関する言葉を、和語で読み解くことで、料理こそが生命科学と、気づくことができました。料理用語は生命物理を表すコトバだったことに、ただただ感動しています。
つづく
大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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