雑穀の魅力、ライフシードキャンペーンのねらい
雑穀を食べよう、雑穀の稔る大地を取り戻そう、雑穀と共に食の主権を取り戻そう
つぶつぶでは毎年春に、雑穀普及を目的とした「ライフシードキャンペーン」を実施しています。今回の記事では雑穀の魅力やキャンペーンの趣旨などまとめました。ぜひお読みいただき、日本を取り巻く穀物事情、雑穀の特徴など理解を深めていただければ幸いです。
ライフシードキャンペーンの歩みについては以下記事をご参照ください。
日本の雑穀栽培の火を消さないために、つぶつぶライフシードキャンペーンとは
なぜ、今、「雑穀」なのか?
- このままでいくと日本在来の雑穀の種が途絶えてしまう。
- 穀物自給率3割を切った日本において、水田も農薬も必要ない雑穀栽培の必要性。
- 減反による休耕地の有効活用
- 山間地、寒冷地にも生育する種の強さ。一粒から数千、数万の粒を生み出す生命創造力
- つぶ(実)を食するだけでなく、その茎葉の飼料化、堆肥原料としての活用
- 野菜との連作での土壌バランスを崩した畑の改良に貢献
- アトピーの治療食としてのみでなく、栄養価に富んだ食品。
雑穀の生命力を分けてもらおう!
生命力を損なう環境と生命力のない食べ物に取り囲まれて、現代に生きる私たちの体は、本来のいのちの力を発揮することができなくなっています。
一粒の穀物は自分の分身を1万倍以上も生み出す生命創造の力を持っています。穀物の中でも特にタフな雑穀を食卓に呼び戻して、細胞が喜ぶ深い美味しさとともに元気のもとを分けてもらいましよう。
雑穀の種をつなごう!
このまま放っておけば、10年もたたないうちに日本の雑穀栽培は絶えてしまいます。
穀物自給率が3割を切っている日本が生き残るためには、水田も農薬も必要ない、風土に合ったおいしい雑穀の「種」と「栽培技術」と「食の技術」を繋ぐことが大きな力になります。ほとんどの野菜、そして米までが種をつなげないF1になって毎年種を買わなければ作物を作れなくなりつつある現実を考えると、日本の自給率はもっともっと低いのです。
数本の穂があればどんな山の中でも1年分の主食料を生み出すことができる雑穀の種を、その食文化とともに一人一人がつなぐことで、食糧危機のパニックは無理なく回避できます。
雑穀の実る大地を取り戻そう!
地球上でもっとも生態効率の良い作物は穀物です。雑穀なら穀物の栽培面積を山間地や畑に広げることができます。穀物の実る大地が少しでも増えれば、その調和したエネルギーで周りの空問が癒され、生気に満ちた場が生まれます。
地球いっぱいにつぶつぶパワーを広げましょう。
「ライフシード」の意味=「命の種」の意味は2つ
一つは私たちの命を養う穀物の種そのもの、もう一つは食文化という大きな意味での命の種です。
「雑穀の消滅とともに消えつつあった伝統食文化を、雑穀とともによみがえらせよう!」と提案して次の3つの活動をしています。
- 雑穀の種子とその多様性を守りつなぐ
- 日本の風土と日本人の体質に合う健康な食文化を守り育てる
- 地球生態系と人間の体のメカニズムに合う持続可能な食文化を創造する
食文化の再想像を目指すキャンペーン3つのねらい
- 雑穀栽培の輪を広げる
- つぶつぶ食生活実践者の輪を広げる
- 雑穀栽培者とつぶつぶ食生活実践者の顔の見える流通ネットワークを育てる
雑穀栽培のメリット
- 山間の耕地が有効に活用できる
- 無農薬栽培に適している
- 食糧自給が容易になる
- 地球規模の食糧危機を回避できる
- 地球が喜び、元気になる
- 大地の生命循環がよみがえる
雑穀食のメリット
- 細胞が喜ぶ深いおいしさ
- 抵抗力のある体になれる
- 精神陛が高まる
- 性格が優しくなる
- 体の生命循環がよみがえる
まずは、1%の自給から、自宅で雑穀栽培チャレンジしてみませんか?
2024年のライフシードキャンペーン
今年も4月1日より「ライフシードキャンペーン」を実施します。
以下、2つのプランがございます。
① 雑穀の種の配布
② 雑穀栽培体験×つぶつぶ料理レッスン
詳しくは以下のバナーよりどうぞ!