海の精 あらしお|未来食つぶつぶ商品紹介 vol.3
つぶつぶ料理がおいしいヒミツ
つぶつぶで使う調味料は、塩・味噌・醤油・油など、すべて伝統製法のものにこだわっています。
それは、現代食に不足しているミネラルや必須脂肪酸を豊富に含み、穀物や野菜のうま味が引き出して料理がおいしくなるだけでなく、体の免疫力や若々しさもアップして、体の元気も引き出してくれるから。
さらに、本物の調味料は風味や香味も豊かなので、つぶつぶ料理はおいしいのです。
ミネラルいっぱいの海の精を使うと、だしなしでも満足できるうま味たっぷりの料理になります。「塩を変えたら、料理がおいしくなった!」「塩だけでこんなにおいしいなんて!」という声をよく聞きます。野菜の塩もみや蒸し野菜など、シンプルなものほど違いを感じやすいので、ぜひ試してみてください。
伝統調味料がおいしくするのは料理だけでなくスイーツにも言えること。塩のしょっぱさは、微量の場合、甘みを引き立たせる方にはたらくので、レシピに書かれている分量を信頼して、舌にも体にも心地よい甘さのスイーツを楽しんでくださいね。
おすすめの塩は「海の精(うみのせい)」
海の精は、美しい自然に囲まれた太平洋に浮かぶ小さな島、伊豆大島で黒潮が運ぶ清らかな海水から生まれます。
原料は、国立公園内にある製塩場で採取した海水100%。他の原料塩や添加物はいっさい加えず、太陽と、風と、火の力を利用する日本特有の伝統的な製法を継承しつつ、独自の工夫を加え、品質の向上と安定をはかりながらつくられています。
海の精は、80種類以上のミネラルを含む海水を丸ごと凝縮してつくっていますので、ナトリウムだけでなく、マグネシウム、カルシウム、カリウムといった生命保持に欠かせない天然ミネラルが豊富です。
耳かき1杯くらいの塩を口に含むと、最初はしょっぱいですが、舌で口の中全体に回しているうちに、だんだん塩辛さを感じなくなって、塩の本当の味がわかるようになります。
大切なのはそれぞれの塩類バランスで、これがうまくとれているのが海の精。塩辛さの中にもほのかな甘味、うま味、苦味、酸味が感じられ、絶妙なおいしさを醸し出してくれるのです。
日本は火山の噴火でできた土壌ミネラルが少ない土地柄なので、塩化ナトリウムの純度の高い岩塩は日本人には向きません。おいしさのためにも、健康維持のためにも、海のミネラルの結晶である国産の海塩 海の精がおすすめです。
おいしい塩味が体を守る
私たちの舌のセンサーは、塩を摂りすぎないようにできています。小さじ1杯の塩をそのまま口に入れたらしょっぱくて食べられないどころか、むせてしまいますよね。
体は、過度にしょっぱいものを生理的に受け付けないようになっているのです。塩を摂りすぎたり、汗をたくさんかいたりして体内の塩分濃度が上がると、水を飲みたくなって塩分を薄めようとしたり、尿として体外に排出することができますが、塩分が不足している場合は、骨を溶かして補給するしかありません。
海の精は、体が喜ぶおいしさと深い充足感をもたらすと同時に、健康な血液や細胞をつくって、骨や筋肉や内臓を丈夫にしてくれているのです。
スイーツにも塩!?
つぶつぶのスイーツ作りには、海の精のお塩が欠かせません。なぜなら、自然塩には甘さを高める働きがあり、微量の塩が入ることで深いコクと満足感を得られるおいしさになるから。
穀物や野菜や果物に自然塩をひとふりすると、素材の甘みが引き出されて、そのときどきならではの新鮮なおいしい甘さを楽しむことができます。ミネラルバランスを整えて甘さを増す、頼もしい存在の自然塩をスイーツ作りにも活用しましょう。
塩が足りないとどうなるの?
自然塩には、生命維持に欠かせないミネラルが豊富に含まれています。「血潮」という言葉が表しているように、動物の血液や体液のミネラルは、海水と驚くほどよく似ています。
減塩による塩不足で助長される症状の例をいくつかあげると、
- 無気力になる
- アレルギーになる
- 病原菌に対する抵抗力が弱まる
- 認知症が増加する
- 筋肉の収縮がうまくいかない
- 冷え性になる
- 体温が下がる
- 顔色が悪くなる
- 脂肪の消化ができなくなる
- むくみが出る
代表的なものだけでもこんなにあります。
おいしいと感じる塩加減のつぶつぶ料理を食べていると、体がポカポカしたり、顔色がよくなったり、みるみる元気になる理由がわかりますね。
日本の伝統海塩「海の精」はどうやってつくられる?
- 海から汲み上げた海水を、天日や風によって徐々に濃縮させます。
- 3〜4倍に濃縮された海水を、「平釜」に入れておよそ24時間煮詰めます。
- 煮詰まり度合いを確かめるために、分析をします。この段階で煮詰まった海水が、徐々に結晶化されていきます。
- 平釜から塩をかき出します。
- にがりを絞る機械に入れて、塩とにがりに分けます。分けた「にがり」は、豆腐を固めるのに使います。
- 出来上がった塩は、ミネラル成分を確認し、いつも通りのおいしさに仕上がっているかチェックします。少しでも問題があれば海に返すというほどの徹底ぶりです。
- 出来上がった“あらしお”は、一袋一袋手作業で袋詰めして、心を込めた製品の完成です。
「海の精」の歴史
1971年の塩田廃止法案の制定によって、すべての国産塩はイオン交換式という化学工業的な製法に切り替えられました。その翌年から「伝統塩復活運動」の先頭に立って昔ながらの塩づくりを続けてきたのが「海の精」です。
ミネラルを失った食塩と区別するために「海の精」という名前をつけ、自然塩の普及とともに、塩の重要性を伝える活動に専念し、国産海塩生産の広がりの要として45年以上に渡って役割を果たしてきました。