ごはんは魂を養う食べもの<私が私になる大冒険その8>
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこの著書『私が私になる大冒険_真の健康食を求めて地球を周り、日本の雑穀米に到達!』よりお届けします。

未来食創始者 大谷ゆみこ
こんにちは、ゆみこです。
「イネ」の意味は「生命の根源」
ピヤパと呼ばれるアイヌの主食「ヒエ」、
インカの主食「キヌア」、
マノーミンと呼ばれてきた北米先住民の「ワイルドライス」、
等々、どれも、地球をお母さんと慕う彼らが、
「祖先の神様から送られた魂を養う食べもの」と感じて
食べてきた主食です。
マノーミンは北米先住民に伝わる本当の名前で
その意味「マノ」が聖なる「ミン」が種で聖なる種となります。
ヒエ、アワ、キビ、高キビ、ソバ、麦、シコクビエなど、
多彩な五穀を力を合わせて育て、豊かに食べ継いできた日本人は、
五穀の実る姿を「イネ」と呼んできました。

日本人は古代からコトバの一音一音に
意味を感じて使って来ましたが、
「イ」の音の表す意味は生命エネルギー、
「ネ」の音の表す意味は根っこです。
二音を合わせた「イネ」の意味は「生命の根源」です。
自分が育て、毎日食べる穀物の名前が「生命の根源」だなんて、
なんてステキな生活、美しい感性でしょう。
穀物は聖なる種、そして生命の根源という
あたりまえの事実を知らずに生きて来たことが悔やまれます。
ごはんは魂を養う食べ物
“ごはん”は炊いた穀物のこと、
そして食事を表す言葉です。
ごはん=食事
母さん地球の愛を感じて、
ごはんを家族揃って食べる毎日。
日本人の祖先も世界の先住民も、地球をお母さんと感じ、
穀物を、「地球お母さんから贈られた魂を養う食べ物」という
信頼と感謝の気持ちで食べて生きてきたのです。
なんて幸せな暮らし、
そして感性を私たちは捨て去ってしまったのだろう!と、
涙があふれて止まりませんでした。
この時、私は、雑穀は、私たちの暮らしから失われてしまった
多くのものの象徴だということに気がつきました。
日本では長い長い間、北日本の主食穀物は「ヒエ」、
西日本の主食穀物は「うるちアワ」でした。
どちらもミルキーなコクのあるおいしさが特徴の
エネルギーに満ちた雑穀です。

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大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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