自由になる旅
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこの著書『私が私になる大冒険_真の健康食を求めて地球を周り、日本の雑穀米に到達!』よりお届けします。
未来食創始者 大谷ゆみこ
こんにちは、ゆみこです。
「つぶつぶ」は色とりどりの
個性的な雑穀たちの愛称です。
「まずい」「大昔の食べ物」
「貧しい」「栄養がない」
これが、私が初めて雑穀に
出会った時の先入観でした。
でも、こわごわ食べてみたら
「まずい」どころか「おいしい!」のです。
「大昔の食べ物」というイメージに反して
雑穀は40年ぐらい前まで
各地で食べつがれていたことも知りました。
「栄養がない」なんてとんでもない。
雑穀には、人間にとって必要な栄養素が
人間の体の仕組みにぴったりのバランスで
詰まっています。
まずいと思い込んでいた雑穀が
おいしいことを体感し、
貧しい価値のない食べ物と
思い込んでいた雑穀の
本当の価値を知った時、
私は、知らない間に刷り込まれている
根拠のない先入観のすべてから
自由になろうと思いつきました。
今から30年以上も前のことです。
その時から雑穀に導かれて
「私が私になる旅」が続いています。
価値がないと思い込まされていた雑穀と同じように
自分の本当の価値観や力を知らないで生きている私たち。
生まれてからこれまでに着せられてきた
価値観や生活習慣という「鎧」、
これが相当分厚い。
とにかくどんどん脱いでいくしかないと、
自分の体の声に耳を澄ませ、
体が本当はずーっと悲鳴をあげていたハイヒールや
ストッキングを一旦捨てることから、
その一歩が始まりました。
また、私の体が、
本当はいらないと言っている
砂糖や、動物性の食べ物もやめました。
ワクワク、ドキドキしながら
「本当の自分にたどり着こう」と脱いでも、
次々と別の「鎧」が現れてきます。
どんどん脱いでいくと、
怪我の上に巻いた包帯のように
はがそうとすると痛いことも。
そしてとうとう全部脱いだつもりが
まだ着ていた!という繰り返しなのです。
けれども、脱ぎ捨てるごとに
心と体が輝きを増していく。
そんな自由と幸福感に
日々勇気付けられ
私は私になる旅を続けています。
その他の記事はこちらから
【連載】私が私になる大冒険 »
大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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