雑穀つぶつぶ食で体を変える 18 〜おいしいから健康〜

＊この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこの著書『雑穀つぶつぶ食で体を変えるーおいしいから健康ー』（講談社+α新書）よりお届けします。

未来食創始者 大谷ゆみこ

第1章

グルメOLからナチュラリストへ

料理本にある
決まりごとの下ごしらえや
細かい調味料、
プロセスにとらわれることなく、

穀物と野菜と塩のハーモニーで、
次から次へとおいしいメニューの誕生です。

当時、保育園に通っていた息子の祥に、
給食と同じメニューを作って持たせるという
ゲームにもはまって、

シューマイからギョーザ
ハンバーグまで、
なんでも作りました。

雑穀が次々とおかずに変身していくのを見て、
仲間たちも大はしゃぎ。

みんな、もともとデザイナーですから、
基本のルールさえつかめば、
アレンジはお手のもの。

遊び心も手伝って、あれもできる、
こんなのどうかしらと、

あっという間に
雑穀と野菜を使った
1000以上ものレシピが生まれました。

食の実践が深まれば深まるほど、
心も体もどんどんクリアになって、

日に日に心にも体にも
エネルギーが満ちてくるのが
はっきりわかりました。

「食」が生きることの土台であるとの
確信がずんずん深まっていきました。

そして、
「毎日何を食べるか、
どのように食べるか」は

その人の生き方そのものだと
思えてきたのです。

その他の記事はこちらから
【連載】雑穀つぶつぶ食で体を変える »

　大谷ゆみこ

未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO

1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。

暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ＠山形」
日本ベジタリアンアワード第１回ビーガン賞、第２回大賞、第３回料理家グループ賞。日本で２人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。

『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食７つのキーフード』『野菜だけ？』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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