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未来食つぶつぶ 公式ブログ

有機農家に嫁ぎ、まともな食事をしていたのに、生まれた子がアトピー!?

* この記事は2011年2月に発行された「知られざる食の可能性」(非売品)に掲載された内容です。


つぶつぶ料理コーチ / 大島五月さん体験談

まともな食事をしている私の子がアトピー??

私は若いころから、ナチュラルな生き方、自給自足的な生き方にあこがれをもっていました。20代、マクロビオティックの考え方に触れ、「健康に楽しく生きていく術はこれだ!」と確信し、自分なりに穀物菜食を実践し、数年後に結婚しました。すぐに子供ができました。かわいい男の子です。これからどんなに楽しい子育てが始まるのか?と、わくわくしていました。

しかし、4ヶ月ごろから子供の顔の湿疹がひどくなり、小児科でみてもらったら「乳幼児湿疹、アトピー性皮膚炎の可能性あり」と言われました。アレルゲンは、小麦・ゴマ・大豆に陽性反応。

「えーうちの子に限って・・・」「なんで私の子がアトピーなの?」と、まったく理解できませんでした。

「私の何が悪かったのだろうか」「なぜなぜ・・・・」と、痒がる我が子を見ては、受け入れることのできない現実に、泣きたくなる日々でした。妊娠以前から「食」には気をつけていました。玄米菜食で、ほとんど肉・魚・乳製品・卵は食べず、甘い砂糖も摂っていません。

「それなのに、なぜ?」

子どもの症状を、マクロビに詳しい知り合いに話すと「妊娠時にかなり陽性になるものを食べたのでは?」と言われましたが、心あたりはありません。釈然としない気持ちのままでした。手当としては、しいたけスープや野菜スープ、第一大根湯などを毎日のように飲み、母乳を通して湿疹症状を中和するようなものをと、塩にも気をつかい、今思うとかなりの減塩。けれど、思うように症状はよくなりませんでした。

知り合いのアトピーの子を持つお母さんからは、「火を吹いているように湿疹がひどい時には何をしてもダメなんだよね。」と聞き「自然な手当てではこのひどい状態をよくするのは難しいのかしら?」と弱気にもなりました。しかし、皮膚科から出されたステロイドの薬には手を出さず、ただただ早く良くなることを見守っていました。「代われるものなら代わってあげたい」自分ではなく我が子に降りかかったことにやるせない切なさを感じていました。

「なぜなぜ?」理由ばかりを探す毎日

子どもが1歳のときに、もう一度アレルギー検査をしました。その時のアレルゲンは、ハウスダスト・卵白・小麦・米・ゴマ・そば・大豆・じゃがいも。調べてもらったものにほとんど陽性反応。これじゃ、何も食べるものがないじゃない」と途方にくれました。自分に自信をなくし、自分の信じてきたことが揺らぎ始め「なぜなぜ?」と理由ばかりを探していました。今思うと、目の前のことを受け入れることができていないまま、暗いトンネルから脱出できずにいたようなです。けれど、その反面、なぜかこの検査結果は信憑性がないように感じ、開き直りのように「自分の信じたことをするしかない!」と思える自分もいました。

山形「いのちのアトリエ」との出会い

山形 いのちのアトリエ

そんな頃、雑穀を自家用に作り始め、雑穀を「つぶつぶ」と称して体と地球に平和を取り戻すさまざまな活動をしているゆみこさん、郷田さんと縁ができ、山形いのちのアトリエのオープンハウスにお邪魔することになりました。つぶつぶ料理のおいしい料理を食べ、久しぶりに開放的な気分を味わいました。

そこで飲んだ味噌汁はとても濃く、他の料理にも油をたくさん使っていることに驚きました。初めてのつぶつぶ料理にすごい満足感を味わい、子どもの症状を直そうと良かれと思ってしてきた「食」が、実は、アンバランスになっていたことにハッと気がつきました。

知らず知らずのうちに、減塩してしまっていたこと、良質の油が足りなかったこと、発酵食品が少なかったこと。そこで、もう一度「食」について、シンプルな「いのちと食べもののホントの関係」について学び直そうと決意しました。

そうしていのちのアトリエで季節ごと開催されるオープンハウスに家族揃って毎回毎回参加し、実践を続け、生きたつぶつぶ料理を食べているうちに、家族みんなが「美味しい」と感じる料理が作れる味覚に、だんだん戻ってきました。2008年3月に山形で未来食サバイバルセミナー(現未来食セミナーScene1,3)を受講しました。

「穀物と味噌汁、漬物さえしっかり食べていれば大丈夫。」暗いトンネルに光が見えてきました。つぶつぶの美味しい料理を食べているうちに、自信を失いかけていた食に対する考え方がしっかりしてきて、つぶつぶのいのちあふれるパワーが体中にみなぎり、私の心も安定し、まったく、クヨクヨしなくなりました。

セミナーの中で一番印象に残っていることが「歓喜と信頼で生きること、それが創造を生む」ということです。

生きる力ってすごい、みんな備わってる!

それから、子どもも成長し、特に腸の成長とともに湿疹はよくなっていきました。出す力があるというのはすごいことです。3〜4歳までには排毒したのか、お肌もすっかり良くなってしまいました。当時は本当に治るのだろうかと心配していたことが嘘のようです。私の心も、しなやかに強くなりました。

生きる力ってすごいものです。か弱く見える子どもも、全部自分で、良い方向へ向かって生きています。「みんな、備わってる!」課題も答えもすべて自分の中にあるのです。自分を信じ、相手を信じ、感謝するだけで良いのだと、我が子を通して教わりました。人生に何も無駄なことはなく、必要だから目の前に起きているのだと、全てのことを受け入れられるようになりました。

(未来食つぶつぶ創始者の)ゆみこさんが提唱している

「つぶつぶ心スタイル17の1番目『穀物を主に食べ、いのちの力を最大限に発揮してキラキラ生きる』それが平和と調和に続く道。

これが私の信じる道になっています。

子どもたちが暮らしの中で遊び、手伝い、育つ日々

雑穀、米、野菜を自給し、「暮らしそのものが全て」という日々を送っていました。子どもたちも、暮らしの中で遊び、手伝い、育っていました。その中には歓喜があり、お互いの信頼があります。

「あー、今の生活でいいんだ〜」と嬉しくなりました。そして、自分に自信を持って生きるということの大切さを強く感じました。

関川村から発信!「はっぴぃふぁーむの会」の立ち上げ

2006年に4家族が集まって、新潟県関川村の豊かな自然をいただきながら、自給自足を楽しむ会として「はっぴぃふぁーむの会」を立ち上げました。親の病気を機に、あるいは環境問題から食に興味を持ったり、マクロビオティックから農業へと、きっかけはそれぞれですが、メンバーが一番大切に思っていることが「環境と調和しながら生きること」です。現在(2011年2月時点)はメンバーも6家族になり、会の目的を「自然と調和した食と農を楽しみ、関川村から元気と幸せを広める」と決め、それに沿ったイベント、講演会や農業体験など活動を行っています。仲間が欲しくてはじめた会でしたが、農業の情報交換から、2010年は会の共同の田、畑を持つまでになり、同じ価値観を持った同志として助け合い、楽しみあい、これからの活動がますます楽しみです。
※2020年現在は、それぞれ独立して活動しています。

こんなに近くに同じ思いで暮らしている仲間がいるというのは心強く、子どもたちもその中で育ち、いい大人像や未来像を見ているのではないかと思っています。

歓喜と信頼の関係が家族から仲間へと広がり、新たな創造を生むということを日々の中で感じています。2009年の秋には第一回目の「ゆみこの天女入門セミナー」にも参加することができました。つぶつぶと出会い、食だけでなく暮らしそのもの、生き方、さらに神秘的な宇宙の法則まで知ることができました。

私はこれからも主人と雑穀を育て、料理し、子どもたちと仲間と暮らしながら、キラキラ輝いて生きていきたいなぁと思っています。

つぶつぶ料理コーチ / 大島五月さん
新潟県関川村在住
つぶつぶ歴:当時6年(現在15年目)
つぶつぶ料理教室「おおしま農縁 はっぴぃクッキング」主宰
無農薬有機栽培の雑穀栽培農家

 

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つぶつぶは

  1. 私たちが雑穀につけた愛称
  2. 雑穀が主役のビーガン食スタイル「未来食」のこと
  3. 生命のルールにかなう生き方の提案
  4. 私たちフウ未来生活研究所の多彩な活動の愛称
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