skip to Main Content

はじめての雑穀栽培 ~栽培方法、収穫方法、失敗しない3つのコツ~

繊維、ミネラル、ビタミン、ポリフェノールに富む、パーフェクトな栄養バランス食材として注目されている雑穀。明治の初めまで、米よりたくさん栽培されていて、山間地では昭和30年代まで主食として食べられていました。

そんな雑穀、実は、意外と簡単に育てられるって知っていますか?

雑穀は庭、畑、家庭菜園、そしてプランターでの栽培も可能です。

さぁ!5月は種蒔きの季節♪
あなたも雑穀栽培にチャレンジしてみませんか?^^

今回は、気軽に始められる雑穀の種の蒔きかた、育てかた、収穫のしかたをダイジェストでお伝えします!

※ プランターでの栽培方法についてはこちらの記事もご参照ください。
「やってみよう!雑穀栽培 プランター編」

 

雑穀栽培方法

1. 種を蒔く時期は?

雑穀の種を蒔く時期は、5〜6月が適期。
南の暑い地方では3〜5月に蒔きます。

2. どの雑穀を蒔く? 何種類蒔く?

何より大事なのは、作りやすく、食べられるようにするのが比較的簡単な雑穀を選ぶこと。
その順に雑穀の種類をあげると、アワ、キビ、高キビ、ヒエになります。

3. 種を蒔く場所は?(畑、庭、家庭菜園)

雑穀の種は、日当たりと水はけの良いところに蒔きましょう。

4. プランターへの蒔きかたは?

プランター用培養土に有機肥料が入ったものを買ってきて、それをプランターに7分目ほど入れます。(余った土は、間引きのあと使うので、とっておいてください。)

※ 雑穀は無農薬栽培が簡単で、肥料も少なくて済むので、せっかくですから無農薬・無化学肥料で育ててみましょう。

そして、10cmごとに割り箸を挿し、そのすぐ横に指で押して深さ1cm程度の穴をあけます。

そこに4〜5粒の雑穀の種を入れて、上から土をかけたら、水を充分かけてください。
(プランターの下からしみ出てくるくらいが目安です。)

5. 畑への蒔きかたは?

1坪の土地につき、鶏フンなどの有機肥料1kg程度を入れてよく耕し、1週間ほどしてから60cmの畝間で畝立てをしておきます。

種蒔きの方法は、プランターの場合と同じです。

雑穀栽培方法 種の撒き方

6. 育てかたは?(水やり、草取り、間引き、追肥)

出てきた雑穀の芽は雑草との見分けが難しいので、目印として挿した割り箸のところから出たものを苗として、その他の草を取ります。

雑穀は乾燥に強いですが、プランターの場合は水分の蒸発が激しいので、5〜6月は週2回、7〜8月は2日に1回、9月は週2回水を充分かけます。

畑や庭の場合は、水やりはほとんど必要ありません。

背丈が20cmを超えたら間引きをします。

プランターの場合、1箇所から2本にします。
そのとき、根っこから引き抜かず、ハサミで根元を切ります。

そして、培養土を追加して、プランターいっぱいにします。

こうすることで、根の張りが良くなり、育ちも良くなります。

 

雑穀の収穫方法

1. 収穫時期はいつ?

種蒔きした芽が出てきてから110〜120日が目安。
葉が充分黄色くなった頃に収穫です。

キビは脱粒しやすいので、穂先の粒を触ってパラパラ落ちるようでしたらすぐに収穫してください。

2. 収穫の方法は?(収穫、乾燥)

穂の先から50〜60cm下(茎が約40cm残るように)をまず手で折り、そこをハサミで切ります。

次に、親指と人差し指で握ってちょうど指が届く程度の束を作り、2束をクロスさせて一組にし、紐できつく縛ります。
(束を大きくすると乾燥しにくく、カビが生えることがあるので要注意)

雨のかからない日当たりの良い軒下などに1〜2週間ほど干します。

雑穀収穫方法

3. 穂から粒をとるには?(脱穀)

量が少ないときは、軍手などの手袋をして、穂を両手で挟んで、こすりつけるようにして一粒ずつにします。

手箕がなければチリ取りなどを代用し、揺すりながら息を吹きかけてゴミを飛ばします。

4. 食べられるようにするには?(調整)

ミキサーやブレンダーなどに100ccくらいの脱穀した雑穀を入れ、数秒間回します。

取り出して、9.と同じようにチリ取りに入れ、割れた殻を吹き飛ばします。

これを3〜4回繰り返すと、殻がきれいに取れます。

雑穀を食べられるようにする方法

 

失敗しないための3つのコツ

1. プランターの場合、水やりをわすれないこと。

特に、暑い夏は毎日やります。
2〜3日出かけるときは、プランターの下に水を入れたバットを置きます。

2. 間引きをしっかりやる。

出てきた芽をそのままにしておくと、共倒れになります。

芽を注意深く抜いて、別のプランターに移植することもできます。

3. 高キビとヒエは要注意!

「たかきび」と「ひえ(稗)」はここで紹介した方法では食べられるようにすることはできません。詳しくは、下記の書籍またはDVDを参考にしてください。

育てて楽しむ雑穀 栽培・加工・利用(創森社)

育てて楽しむ雑穀 栽培・加工・利用(創森社)

雑穀が未来をつくる(創森社)

雑穀が未来をつくる(創森社)

DVD郷田和夫の雑穀調整技法

DVD郷田和夫の雑穀調整技法

※ 雑穀のタネは、毎年4月中旬〜5月いっぱいを目安に「未来食ショップ つぶつぶ」で販売しています。(農薬や化学肥料を使わずに栽培された在来種の種です。)

雑穀に関する書籍・DVD・タネの購入はこちらから

 


Back To Top