雑穀つぶつぶ食で体を変える 07 〜おいしいから健康〜
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこの著書『雑穀つぶつぶ食で体を変えるーおいしいから健康ー』(講談社+α新書)よりお届けします。
未来食創始者 大谷ゆみこ
第1章
グルメOLからナチュラリストへ
東京暮らしからの大転換
東京での仕事のほとんどを辞め、
大地とつながった暮らしを求めて、
一家で山形に移り住んだのが
1989年の6月末。
いちばん上の子どもの祥が10歳、
優気が2歳半、
未来が4ヵ月のときでした。
今年で9歳になる3男の太久は
まだ生まれていませんでした。
そのとき、
私と郷田は37歳。
古いライトバン1台に
積めるだけの荷物を持って
やってきたのです。
最低限の家からのスタート。
私たちは、
何もない土地に、
直径も高さも5メートル40センチの
帆布製のインディアンテント「ティーピー」を
建てるところから、
暮らし転換の大冒険を
はじめました。
今思うと、
家族そろって
人と自然が調和して生きるための
さまざまな「暮らしの実験」を
体当たりで続ける日々は、
まわりから冷静に眺めたら
滑稽な場面だらけだった気がしますが、
本人たちは大まじめでした。
そして、
現在住んでいる小国町の胡桃平に
引っ越してきたのが、
1995年の春。
自分たちで
大きな実験ハウスづくりを
はじめました。
家をつくりながらの
暮らしの大冒険は
もう7年も続いています。
米や雑穀、野菜など
食べるもののほとんどを自分たちで育て、
排泄物を循環させた
バイオガスシステムによる
メタンガスの自給にもチャレンジ。
「食べること、働くこと、暮らすこと」
のすべてが、
地球と密につながった暮らしを
満喫しています。
家は、今も建て続けながら
住んでいます。
未来の暮らしを想像する場
という意味で、
家とまわりの自然を
「いのちのアトリエ」
と名付けました。
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【連載】雑穀つぶつぶ食で体を変える »
大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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