【食からひもとく世界 vol.27】タンパク質の最低必要量は総摂取カロリーの5%、推奨数値の9%は上限、超えると急激にガンが増える
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこ公式ブログ「輝いて生きる 〜食と生き方のレシピ〜」の連載記事「食からひもとく世界」を編集して掲載しています。連載一覧はこちら
未来食創始者 大谷ゆみこ
日々、つぶつぶ料理を楽しむ感動のプロセスからの小さな気づきがいつしか、この世界の仕組みを知ることとつながっていました。
私の手で、生命エネルギーを思うように扱える楽しさ。その結果を予期する楽しさ。エネルギーに満ちた言葉に表せない「うまさ!」を口にした時の全身が小躍りするような満足感!その幸せを分かち合う歓び、伝えます。
未来食つぶつぶの食生活では、ご飯や味噌汁、種々のおかずから、植物性のタンパク質の最適必要量5%を自然な形で充せます。
ところが、「どんな食事でも動物性の食べ物が食卓に加わるとどうやっても上限の9%(50g)を超えてしまう、そして、動物性食品の摂取量が増えると急激にガンの発生も増殖も増える」という事実を、キャンベル博士が伝えてくれました。
アメリカの最新栄養学では何とタンパク質の摂取量がこんなに少なくて良いことが実証されていることに驚きました。
ということは、最新の研究成果が反映されていない、いまだに「血や肉を作るために動物性タンパク質を食べよう!」と提唱している日本の栄養学に基づいた学校給食や病院食は、時代遅れのガン促進食だということになります。
古い栄養学を信じ込まされたままで、タンパク質を食べないと健康になれないと思い込んでいる人々がほとんどの今の日本人の平均摂取量は15%、多くの人がそれ以上の動物性タンパク質を摂取していることになります。ガンで苦しむ人が増えているのはその結果なのです。
つづく
大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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