犯人は、体のしくみを無視した食生活 / 荒木沙弥香(2/3)
未来食サバイバルセミナー(現:未来食セミナー)を受ける前のわたしは
「砂糖(甘いもの)は脳の栄養に欠かせないもの」
と思っていました。
「リラックスには砂糖が一番!」
とも思っていたので、
発散していました。
「牛乳=カルシウム」
「ヨーグルト=おなかの調子を整える」
と思っていたので、
ほぼ毎日、それもたっぷり食べていました。
忙しさを理由に、
インスタント食品に依存していました。
冷凍食品や温めるだけで食べられるレトルト食品を
ほぼ毎日利用していました。
電子レンジで調理した食品が体に悪いことを
知らなかったので、
何でもチンして食べていました。
「食べ物(食事)=カロリー」と考えていて、
わたしの生命を養うトータルな力を持った大切なもの
という意識が欠如していました。
「ごはんを食べると太る」と思っていたので
おかず中心の食生活でした。
つぶつぶに出会う前に習った自然食では、
肉を止めて玄米を食べることと、油と塩を極力減らすように指導され
塩と油は体に悪いと思っていました。
(実際は、その自然食で体調が悪化していたことにあとで気づきました)
これだけではありません。
わたしが、常識だと思って信じて毎日食べているものの
ほとんどが、わたしの体のしくみに合わないものだったのです。
そのせいで、わたしの体が悲鳴を上げていたのです。
誰もが信じているし、日常習慣化している食生活が
わたしをずっと悩ませてきた重度の体調不良の原因だと知ったときは、
衝撃でした。
さらに、自然食と思ってはじめた方法が
違っていたのは更なる衝撃でした。
これを読んでいるあなたが
そんなこと信じられない、と言う気持ち、良くわかります。
でも、セミナーでは、
これらの問題を直接教えてくれた訳ではありません。
「いのちって何か」ということ
「からだのしくみ」と「食べ物の役割」
「生命と食の歴史」
「食と料理のルール」
などなどを、思い出させるようにシンプルに
教えてもらいました。
食べ物と体、食べ物と心、食べ物と地球環境の関係を
イキイキはつらつと話すつぶつぶグランマゆみこは
エネルギーに満ち溢れていて、とても眩しく見えました。
最初から最後まで、うんうん、とうなづいているわたしがいました。
疑問に思いながらもふたをしていたようなことが
するすると解けていき、ストーンと納得しているわたしがいました。
そして、具体的に
からだを元気にする、シンプルな食の極意を
教えてくれました。
晴れ晴れとした気持ちで
実践してみたら、1日目から体調が上向くのが感じられました。
なんと、それ以来、一度も病院に行っていません。
これらの現実経験から、そして実践の中から
「ああ、そうだったのか」と
自分で、心から納得していったのです。
「もっと深く学びたい!」という強い気持ちが湧き上がって、
毎月のように宮崎から東京でまでセミナーに通ううちに、
体調の飛躍的な変化はもちろんすごかったのですが、
驚くおまけがありました。
ずっと消えなかった
「日本人であるわたしへの罪悪感」が消え、
「受け入れられなかった女であるわたし」を
いとおしく感じられるようになっていたのです。
これについては、3回目のメルマガで
詳しく書きますね。
小さい頃から何事も自分で決められなかった
優柔不断で、自信のかけらもなかったわたしが、
気が付けば驚くほどタフな体と柔軟な心を持ったわたしに
なっていました。
わたしに起きた、
「こんなにおいしくて楽しく
誰でも実現できる奇跡を
同じ悩みを持つ方たちに伝えたい!」
その一心で、
まだ結婚もしていないのに
つぶつぶマザーになる決心
をしました。
つぶつぶマザー
荒木沙弥香