【食からひもとく世界 vol.5】一時間経っても熱々ふっくらのチャパティーの秘密
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこ公式ブログ「輝いて生きる 〜食と生き方のレシピ〜」の連載記事「食からひもとく世界」を編集して掲載しています。連載一覧はこちら
未来食創始者 大谷ゆみこ
日々、つぶつぶ料理を楽しむ感動のプロセスからの小さな気づきがいつしか、この世界の仕組みを知ることとつながっていました。
私の手で、生命エネルギーを思うように扱える楽しさ。その結果を予期する楽しさ。エネルギーに満ちた言葉に表せない「うまさ!」を口にした時の全身が小躍りするような満足感!その幸せを分かち合う歓び、伝えます。
みんなで手をつないで「おしくらまんじゅう押されて泣くな!」と、
歌いながら体全部を押しつけ合って遊ぶのです。
大きい子も小さい子もだんごになって夢中で遊びます。
自他のぬくもりや弾力を感じあい体はいつの間にかポカポカになっています。
チャパティーも同じだったのです。
焼きたてをぴったり重ねて、何枚の布でくるんでおくと、
1時間経っても熱々ふっくらなのです。
そして重ね枚数が多ければ多いほどその効果は大きいのです。
その秘密は、布に厚く包まれて熱と水分が逃げないようにした中で、お互いの熱で温め合い、蒸気を与え合うからです。
チャパティーの保温術から見えてきたのは、
民主主義が普及し、自由な核家族という幻想によって、
大家族での暮らしが消滅したことが、
孤独な人間を増やし、心身の病や難病を生み出している真の原因なのではないかということです。
つづく
大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
プロフィール詳細はこちら »
\日本人として凛と生きる/
未来食創始者大谷ゆみこのYouTubeチャンネルで無料動画配信中♪
YouTube「大谷ゆみこー輝いて生きる! !」
大谷ゆみこ公式ブログ「輝いて生きる 〜食と生き方のレシピ〜」
大谷ゆみこFacebook
*「セミナー受講しました」とメッセージを添えて友達リクエストしてください。