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未来食つぶつぶ 公式ブログ

心の病と、放射能への恐れを、雑穀が救ってくれた【つぶつぶマザー紹介 Vol.6 岩崎信子さん(埼玉県・小川町】

雑穀×ビーガン×おいしい!
「つぶつぶ料理教室 未来食つぶつぶ 畑へおいで!」主宰のつぶつぶマザー岩崎信子さんを紹介します。

つぶつぶマザー
岩崎信子さん

1,000人のライダークラブのリーダーから一転、心の病に

大好きなオートバイにまたがり、テントと寝袋を持って日本一周の一人旅。ピーク時はメンバーが1,000人いた女性ライダークラブのリーダーを務め、世界一過酷なモータースポーツ競技とも言われるパリダカールラリーにチームマネージャーとして参戦したこともある行動派の私は、人との出逢いを求めて東奔西走していました。今思えば、それは自分探しの旅だったのかもしれません。いつも「何かしなきゃ」と焦りながら、外へ外へと自分の居場所を探していました。

そんな私に転機が訪れます。40歳の時です。人と擦れ合い、人の言葉に心が潰されて、寝込むほどになってしまいました。もしあのとき病院に行っていたら、病名がついていたことでしょう。「もう聞きたくない」と思ったら耳が聞こえなくなり、「もう話したくない」と思ったら声が出なくなりました。私の心はそれほどまでに病んでいたのです。このとき私は、心と体がピッタリと一致しているということを身をもって体験しました。

テントと寝袋を持って大好きなオートバイで日本一周

 

1枚のチラシとの出会いが私を救ってくれた

そんな私を救ってくれる出来事がありました。自然食宅配の中に入っていたチラシにピンと来て、未来食つぶつぶの料理教室に参加することにしました。そして、その日食べた雑穀「あわ(粟)」のおいしさが私に感動をくれたのです。寝込むほどの状態だったはずの私が、次の日の朝くるっと起き上がれ、気分も爽快になっていました。「雑穀には底知れぬパワーがある!」と確信を得ました。それから毎日雑穀ごはんを食べているうちに、気分も前向きになり、私は次第に立ち直っていきました。

その後、当時行われていた未来食つぶつぶのイベント「山形いのちのアトリエ オープンハウス」に参加しました。その時の空気感、居心地の良さ、そして創始者 大谷ゆみこ家族の参加者を迎え入れる姿勢に感動し、「あー、こんな暮らしがしたい」と私の中で大きな指針ができました。田舎暮らしがしたかった私たち家族は、みんなで住みたい家探しを始めました。

 

念願の田舎暮らしをスタート。元気を取り戻したと思ったら311の放射能による不安と恐怖が再び私を襲った

そして、主人と2人の息子と一緒に、埼玉県小川町の丘の上に建つ小さなログハウスに暮らすことになります。家探しを始めてから5年後のことです。それは、スローライフを目指した念願の田舎暮らしでしたが、実際の暮らしはスローではなく、やることがいっぱいでした。時間の使い方が今までとは大きく変わり、暮らすために必要なことに費やす時間が大幅に増えたのです。主人は、春夏に繰り返し行う草刈りによって、草刈機のアームを折ってしまうほどでした。冬には体力勝負で薪割りをこなし、ご近所から頼まれて大木を倒したりもしました。

ある日、毎日食卓に上がる顔の見える農家さんの野菜をおいしく食べているうちに、農業にはまったく興味がなかった主人が「俺も米を作ってみたい」と言い出し、2006年から仲間とのお米作りが始まりました。土に触れて暮らし始めたら私もどんどん元気になり、主食のお米を自分たちで作れるようになって、大きな安心感と生きる自信が付きました。外へ外へと求めていた私は、「今ここ」を生きることを決めました。

そんな中、東日本大震災が起きました。放射能は、私たちの田畑や暮らしすべての上に降り注ぎ、冬の暖を電気を使わず薪ストーブだけで取ってきた生活も脅かしました。全国の母親たちが子どもたちの未来のためにと立ち上がったように、私もそんな1人となりました。

無我夢中で情報を調べ、行政や学校へ掛けあい、声を上げる日々。そんな、恐れと不安からくる行動は、いつしか私の体を再び不調に陥れました。足は象のようにパンパンにむくみ、動悸が止まらなくなり、玄関に続く外階段を上がれない状態になりました。どうしようもなくなって病院に行き、そこで甲状腺機能亢進症という診断を受けました。放射能を恐れていた私は、甲状腺障害という現実に直面し、完全にノックアウトされました。

 

未来食つぶつぶとの再会

そんなときに、未来食つぶつぶに再会したのです。私は、「未来食セミナーScene1を受講する」という、私にとっては一世一代の掛けに出ました。そこで、創始者 大谷ゆみこの「頭の中に占めていることが目の前に現れる。未来は自分で作り出すもの。」という言葉を聞いて、衝撃が走ったのです。「あー、そのとおりだ!」私は、心が不調になったら体も不調になるという、心身がピッタリと一致する体験をしていたお陰で、深く納得できたのです。この日を境に、食べ方と意識の転換をすることで、体への信頼を取り戻し、私は復活することができました。

未来食つぶつぶに触れるたびに、私はそこに生き方のヒントを見出していました。自分を見つめることで、受け入れ、手放すことができ、一つ手放すたびに、あたらしい私が始まりました。

「つぶつぶ天女セミナー2013」に参加したとき、会場にいる全員にマイクが回ってきて、「何を宣言してもよい」というので、「有機農業の町 埼玉小川町に皆が集える雑穀畑を作ります!」と宣言したら、不思議なことに、翌週、家の横の地主さんが「ここを畑にしたらいいよ」と言ってくれて、開墾を始めたのです。びっくりしました。広すぎる、一人ではできない、と思いましたが、場が整うと皆が来てくれるようになり、今では、家の横一面に雑穀畑が広がっています。一人一人が少しの力を出し合い、春に大地に種を下ろすと、秋には自然はたくさんの恵みを与えてくれます。1人ではできない広さの田畑を耕しているわけですから、感謝の気持ちで恵みを皆で分け合いたいと思っています。

今、私は「つぶつぶマザー」として10種類の雑穀とお米を育てています。一家族が5アールの田んぼを借りてお米作りを始めれば、4人家族1年分のお米を自給することができます。小川町の有機農業のパイオニアである霜里農場の金子美登さんは、いつも私を例に挙げてくださり、「岩崎さん家族のように、一つの家族が5アールの田んぼを借りて米を作る。これが日本の農業を支える鍵だ。」と話してくれます。私は農家ではありませんが、米作りを毎年実践し、お米を自給しています。収穫したお米は家族で食べるほか、料理教室やセミナーで食べていただいています。

 

未来食つぶつぶをこれから始める方へメッセージ

私は今、日本各地に雑穀畑が広がることを目的に活動しています。雑穀畑に立つだけでエネルギーがいっぱいになります。体を思いっきり動かして、汗びっしょりになり、泥んこになって地球と遊んでほしいです。今目の前にあることに全力で取り組み、エネルギーを出し切る心地よさを感じてほしいです。時には、心を休めに来るのも良いと思います。自然はいつでも受け入れてくれます。

未来食つぶつぶに出会ってから、疲れもなく、益々パワーアップした私がいます。夏の過酷な田の草取りで限界を超えたと感じたとき、「限界なんて本当はなくて、自分で作っていただけだったんだ」と気づきました。未来食つぶつぶの学びの中で知った「やると決めればできる」ということを日々の農作業の中で実感しました。今は、悩んでばかりいないですぐに決断し、即実行ができる私になりました。

私は、人生で二度も未来食つぶつぶに助けられていますから、あなたに自信を持っておすすめできます。勇気を出して踏み出すあなたを、大自然の中でお待ちしています!^^

畑へおいで!

 

岩崎信子さんの料理教室/セミナー開催情報

会場詳細

住所:埼玉県比企郡小川町
連絡先 E-mail:hatakeeoide★gmail.com(← ★を@に変える)
電話:090-4380-2772(講師携帯)

アクセス

東武東上線「小川町」 駅より車で12分 (送迎します)
関越自動車道 「嵐山小川」インターより5キロ
「花園」インターより6キロ(カーナビで住所で表示されます)

 

会場の魅力

丘の上に建つ小さなログハウスの横には、雑穀畑が広がっています。自然農の畑には、10種類の雑穀がたわわに実ります。鳥の声が響き、おひさまが降り注ぎ、風が通り抜ける大自然の中に立つと、そこにいるだけでのびのびし、なんとも言えない開放感に包まれます。「大地のエネルギーを浴びたい!」と北海道や東北、四国や九州からも足を運んでくださいます。

食と農がつながるライフスタイルの提案。食卓から畑をデザインする。食べたいものの種を蒔き、育て、収穫し、おいしくいただく。そして、種をつなぐ。くるくると循環する暮らしが未来食つぶつぶで叶います!四季折々の雑穀畑に入り、畑の横に広がる芝生にごろんと寝転んでアーシングしたら、心もからだも、イキイキ・ワクワク・キラキラと輝きだしますよ。体を思いっきり動かして、汗をかき、地球と遊ぼう!
みんな~、畑へおいで!

雑穀畑を眺めながら食事ができるウッドデッキ

 

創始者大谷ゆみこが伝える未来食セミナーScene1を、当会場でも受講できます

つぶつぶマザーがナビゲーターとなり、オンライン受講が可能です。

詳細&お申し込みはこちら↓
https://seminar.tsubutsubu.jp/

 

 

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つぶつぶは

  1. 私たちが雑穀につけた愛称
  2. 雑穀が主役のビーガン食スタイル「未来食」のこと
  3. 生命のルールにかなう生き方の提案
  4. 私たちフウ未来生活研究所の多彩な活動の愛称
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