雑穀つぶつぶ食で体を変える 33 〜おいしいから健康〜
*この投稿は未来食創始者 大谷ゆみこの著書『雑穀つぶつぶ食で体を変えるーおいしいから健康ー』(講談社+α新書)よりお届けします。

未来食創始者 大谷ゆみこ
第2章
雑穀はおいしい
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やせた土地でも育つ雑穀
魅力の3つめは、
土地への適応力の高さです。
私が
山形で実際に雑穀をつくってみて
驚いたことは、
雑穀のたくましい生長ぶりでした。
最初のころは、
栽培方法もわからず、
はたして育つのだろうかと不安でしたが、
タカキビは
3メートルをこえる高さに生育し、
キビやアワも2メートル近くに育って
たくさんの粒を実らせました。
米は寒さに弱く、
土地や環境を選びますが、
その他の穀物は生命力が強く、
やせ地や寒冷地でも栽培できます。
病害虫や気候の変動に強く、
肥料も多く必要としません。
水田を必要としないので、
空き地があれば
山間地でも荒れてしまった休耕田でも栽培できます。
白米に食卓の座を譲った
昭和40年代以降も、
いざという凶作のときのために、
雑穀は大切に保存されていました。
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【連載】雑穀つぶつぶ食で体を変える »

大谷ゆみこ
未来食創始者
株式会社フウ未来生活研究所 CEO
1982年から生命のルールに沿ったおいしい「料理のデザイン」と ワクワク弾む「心のデザイン」という分野を開拓し、先駆的な活動を続けている。雑穀が主役の健康をもたらすおいしい食システム「未来食」を提唱。つぶつぶクッキングとして3000レシピ以上を創作。1995年に誕生した「未来食セミナー」のプログラムと「つぶつぶ料理教室」を全国展開し、日本各地の何千という人々に家族ぐるみの健康と幸せのスキルを伝え続けている。
暮らしの拠点は広葉樹林と七色の雑穀畑に囲まれた「未来食ライフラボ/いのちのアトリエ@山形」
日本ベジタリアンアワード第1回ビーガン賞、第2回大賞、第3回料理家グループ賞。日本で2人目で女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター。日本ベジタリアン学会理事。
『オトナ女子は人生を”食”で奏でる』『未来食7つのキーフード』『野菜だけ?』『つぶつぶクッキングSTARTBOOK』など著書多数。
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\日本人として凛と生きる/
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