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未来食つぶつぶ 公式ブログ

つぶつぶ農法セミナー第1回 レポート

こんにちは、つぶつぶナビゲーター坂本智佳子です。

 

先日、今年から開講した

「つぶつぶ農法セミナー」第1回目に参加してきました。

今日は、そのレポートをお届けします。

 

会場は、新潟県関川村の大島農縁さん。

講師は、つぶつぶ栽培歴14年の大島勉さん。

 

大島さん

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者の方は、

農業を今年から始める、という方から、栽培して3年という方、

本格的に就農している方や家庭菜園という方まで、さまざま。

遠くは滋賀からもいらっしゃいました。

 

 

今回の主な内容は

雑穀(もちキビ・もちアワ)の種まき、

つぶつぶ雑穀堆肥の活用、

野菜の苗の鉢上げと定植。

 

 

こちらは種まきの様子。

 

種まき1

 

 

種まき2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

単純作業ではありますが、

土の入れ方から穴を空ける方法、水やりの仕方まで

「なるほど〜」と思う工夫がたくさん。

 

 

こちらが種です。

 

種

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左がもちキビ、右がもちアワです。

 

 

野菜の苗の鉢上げでは、

大島さんがそれぞれの苗に合わせて的確な方法で植えていきます。

 

全く経験の私には

「えー、そんな方向に植えちゃうんですか!」と驚くこともありました。

 

苗植え1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの苗の性格をよく知って、

それに適正な手をかけること。

子育てのようですね。

 

大島さんの、作物に対する愛情を感じます。

 

 

 

実地だけじゃく、座学もあります。

今回のテーマは「つぶつぶ農家 1年の営み」でした。

 

座学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14年間で培ったノウハウを、失敗談も含め

惜しげもなく伝えてくれた大島さん。

 

 

 

 

特に、私がすごいな、と感心したのは

雑穀の育て方というノウハウだけではなく

 

雑穀を刈り取ったあとの茎や葉、糠などを利用して

肥料や土作りをするというところ。

 

 

例えば、野菜の苗を育てるのに使っている肥料は

 

肥料

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手前の黒っぽいのは野菜クズから、

向こう側の灰色のは雑穀の糠・茎・葉から作られています。

この2種類と、くん炭をまぜて使います。

 

 

 

こちらは、昨年刈り取った高キビ畑。

 

高キビ畑2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この残った茎や葉を裁断して土と混ぜることで

豊かで、ふかふかの土ができるんだそうです。

 

 

 

つぶつぶ栽培歴14年の大島さん。

今に至るまでには、多くの失敗と苦労があったそうです。

 

次男坊で田舎に戻り農業を始めたのですが、

使っていいよ、と借りることができたのは減反地。

 

減反地って、お米の育ちが悪い土地から減反されるんですね。

つまり、痩せている土地です。

 

だから、始めの頃は作物が育たなくてかなりの苦労をされたそうです。

 

 

そこから、

雑穀を育てることで土地が豊かになり、

その雑穀を土に混ぜ込んだり、肥料として使ったり、と

つぶつぶを上手く利用して土作りをされてきたそうです。

 

 

見てみて、この麦畑。

 

麦畑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐんぐん成長中の豊かな麦畑ですが、

 

ここは、もともと道路だった土地で

最初はまったく作物が育たなかったそうです。

 

それを、10年かけてここまでの畑に!

「この畑を見ると、勇気がわいてくるんだよね」と大島さん。

 

雑穀が土地を豊かにすることを、目に見えて実感。

 

つまり、このつぶつぶ農法が広まれば

私たち人間がつぶつぶ食べて元気になるだけじゃなく、

土地も、地球も元気になる!

 

この素晴らしい「つぶつぶ農法」

もっともっと広げていきたい、たくさんの人に知ってもらいたい!

と思ったのでした。

 

 

 

このつぶつぶ農法セミナーは、5月が第1回目。

6・7・9・10・11月にも開催します。

単発の参加もOK!

 

 

雑穀や野菜栽培のノウハウ、つぶつぶ農法のノウハウを知れるだけではなく、

1泊2日でつぶつぶ農家の暮らし丸ごとを体験できるのも

このセミナーの魅力です。

 

おいしい夕食は、

勉さんの奥さん・つぶつぶ料理上手な五月さんが用意してくれました。

つぶつぶ × 山菜、うまい!

 

夕食1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

温泉もあり。

畑見学もあり。

 

豊かな自然の景色や、

雑穀を育てる仲間との出会いも宝物!

 

 

朝の田んぼ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、参加された方からの感想を紹介します。

 

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実家にUターンしたところで、まだ農業というものの第一歩を歩み出したところです。

そんな自分に対し、大島氏、郷田氏はじめ、参加のみな様が同じレベルにおりて接していただき、大変ありがたく思いました。

今後もおつきあいをいただきたく思います。

結果をおみせできるよう努力したいと思います。

 

(早藤昌夫さん、滋賀県)

 

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土にむかうようになって三年目、言葉を持たぬものたちがそれでも何か伝えてくれているのだなぁ・・・と感じられるようになったところです。共に在る虫たちの存在もまた愛しくすら想えるようになった今・・・

雑穀を中心に育てるノウハウを学べるのは本当に素晴らしきタイミングでした。

 

この学びが実になるかは帰ってからの自分の行動次第というところで、身がひきしまります。

またここで御一緒できた皆さんが味わい深く、ごはんおいしく、よく眠れ、次回が楽しみです。

 

(鈴木朝子さん、福島県)

 

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関川がこんなに遠いとはつゆ知らず勢いで申し込んでしまいましたが・・・(笑)

とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

ありがとうございました!

 

自分が日常で適当にやっていたこと・細かいことなどの効率的なやり方などを知ることができたり、失敗や経験から発せられる生の声・姿勢に学ぶところも大きかったです。小さいことにクヨクヨしている自分に「もっと大きくドーン」と行こうぜ!」と思いました。

 

雑穀のパワーを改めて知ることができたこともとっても良かった!です。

栽培することで土をフカフカにしてくれること、堆肥にすることで苗にとっても良い培土になってくれること等、存在することで次の世代に良い循環・いのちのつなぎをしてくれる雑穀のパワーはすごいなーーーと思いました。自分の畑でも適当にやっていたけど、それが合っていた裏付けができた感じで心強くもなりました。

 

まだまだ知らない魅力満載の?!雑穀について、畑を大地を通してこのセミナーを通して知ることができそうで益々楽しみになってきました。

この勢いで自分の中(内面)を耕し、自分の畑も雑穀の根に耕してもらい、実を結ぶ時を楽しみに焦らずいきたいと思います。

 

ありがとうございました!

 

(手島淳美、千葉県)

 

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つぶつぶ農法セミナーは、

本格的に就農したい方や、雑穀を栽培したい方向けに開催しています。

 

今年は、あと6・7・9・10・11月に開講!

単発の参加もOKです。

 

詳しい日程や内容は、下記をご覧ください。

http://tsubutsubu.jp/news/?id=107

 

参加者の感想はこちらから

https://tubutubu-officialblog.net/2014/07/11/1624

 

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  1. 私たちが雑穀につけた愛称
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  3. 生命のルールにかなう生き方の提案
  4. 私たちフウ未来生活研究所の多彩な活動の愛称
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